| 2015年01月28日(水) |
がん患者さんを口腔から支える−1 |
今夜受講させていただいた講演から・・・
がん患者さんの口腔の状態は、口腔合併症の発生率・重症度に関連します。 良好な口腔を維持することは、がん治療のあらゆる段階で重要です。
がん専門の医療センターでは、がん患者さんが「口から自然な形でおいしく食べる」ことを支援し、安全で苦痛の少ないがん治療、より良いがん治療 を実現する一助として、地域の歯科医院と連携し地域全体で患者さんの口腔を支えてゆく取り組み・がん治療前から口腔合併症の予防と治療に介入する体制づくりに力を注いでいるのだそうです。
また、国の医療行政もがん医療における医科歯科連携に大きな期待を寄せており、診療報酬の導入や「がん対策推進基本計画」への歯科の役割の明文化といった形で、連携を後押しし始めました。
演者のいる医療センターで行っている「がん患者さんを口腔から支える医療」について、実際の診療内容とともにその根拠となっているエビデンスについてお話しを賜りました。
| 2015年01月27日(火) |
300本の歯をもつラブカ |
ナショナル ジオグラフィック日本版 によると・・・
まれにしか見ることのできない深海の住人、ラブカが漁船に捕獲されたとのこと。 その姿は恐竜時代の祖先をしのばせる。
歯がぎっしりと並ぶ大きく開いた口と、ウナギのように細長い体を見れば、海に怪物がすむという古い伝説の元になったのはラブカではないかと科学者たちが考えているのもうなずける。 悪夢に出てきそうな外見だが、深海生物のため人と遭遇することはめったにない。 しかし今週、オーストラリアの漁師たちによって水揚げされた。
サメの一種であるラブカ(学名:Chlamydoselachus anguineus)はしばしば、「生きた化石」と呼ばれる。 約8000万年の間、ほとんど変化していないと考えられているからだ。 恐竜の時代に生きていた祖先たちもよく似ていた。
ラブカが網にかかったのは、オーストラリア、ビクトリア州南東部の港町レイクス・エントランスに近い海域。 地元メディアが20日、トロール漁船が2mのラブカを捕獲したと伝えた。
南東オーストラリア・トロール漁協会のサイモン・ボーグ氏はオーストラリア放送協会(ABC)に対し、「地元の漁師は誰も見たことがありませんでした」と話した。 「本当に8000万年生きていたかのようです。有史以前の生き物という感じがしますね。別の時代からやってきたようです!」 「歯列は25以上、歯は300本ありますから、一度かみつかれたら逃げられないでしょう」とボーグ氏。
ボーグ氏はナショナルジオグラフィックの取材に対し、ラブカは水上に引き上げられたときには「死にかけていた」と話した。
ボーグ氏によれば、ラブカが捕獲されたのは水深約1000mの地点だ。 過去には水深1500mの深海で見つかったこともあるが、基本的には1200m以上の深海には生息しないと考えられている。
今回捕獲された標本がラブカであることは、同国の国立科学研究機関であるオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)によって確認された。
ラブカは海面近くでも目撃されることがあり、その場合は多くが衰弱している。 最も一般的な標本は体長2m前後だ。しかし、米国カリフォルニア州に拠点を置く海洋生物保護協会(The MarineBio Conservation Society)によると、1880年に捕獲された7.6mのサメもラブカの一種と推測され、「海中には一部に大型のラブカがいて、伝説の大海蛇(シーサーペント)と思われてきたのかもしれない」という。
ちなみに、日本では、2007年に、静岡県沼津市近くの浅い海で1.6mのラブカが見つかり、水族館に運ばれたが、捕獲から数時間で死亡したのだそう。
一見“ゲテモノ”ですが、何度も見ていると“ユーモラス”に見えてきませんか?
| 2015年01月26日(月) |
コーヒー豆に鎮痛作用のペプチドを新たに発見 |
AFP=時事通信によると・・・
ブラジル農牧研究公社(Brazilian Agricultural Research Corporation、Embrapa)とブラジリア大学(University of Brasilia、UnB)が、コーヒーに鎮痛作用のあるペプチド(タンパク質の破片)の含有を確認したことを発表しました。 このペプチドは、モルヒネに似た効果を持つのだそうです。
Embrapaによると、同社の遺伝・バイオ技術部とUnBの科学者からなるチームは先ごろ、鎮痛や穏やかな鎮静作用のある性質を持つ、これまで知られていなかったオピオイドペプチドを発見したとのこと。
また、実験用のマウスを使った実験の結果、みつかったオピオイドペプチドの持続時間がモルヒネよりも長いとみられることも分かったのだとか。
今回の発見についてEmbrapaは、健康食品業界にとってバイオ技術面での新たな可能性を与えるものであり、また他方では、食肉処理される家畜のストレス軽減にも応用できるかもしれないと期待を寄せている。
EmbrapaとUnBは、品質向上を目的にコーヒー豆の研究を続けている。 Embrapaは、2004年にコーヒー豆のゲノムの解析に成功していた。
薬剤として応用されるまでには、まだまだ時間がかかりそうですね♪
中3日での横浜です。 今日は、学術大会と称して、日曜日の開催です。
なんとなく、喉が痛み、鼻水が・・・
熱発はないものの、“鼻棒”を突っ込むことに!?
陰性と判定が出るまで、ドキドキでした♪
| 2015年01月23日(金) |
インフルエンザの流行がピークに |
産経新聞によると・・・
全国約5千カ所の医療機関から12〜18日に報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり37.0人(前週比3.72人増)になったと、国立感染症研究所が発表しました。
感染研によると、12〜18日に全国の医療機関を受診した患者は約201万人と推計される。 都道府県別では 宮崎(99.58人) 沖縄(84.78人) 熊本(73.59人) 佐賀(69.74人) 大分(66.47人) 鹿児島(59.97人) 愛知(59.39人) 岡山(59.21人) 福岡(59.08人) 長崎(57.6人) 福井(56.81人) 山口(54.74人) 静岡(50.8人)の順。 中部、中国、四国、九州地方で警報レベル(30人以上)の流行が続いているとのこと。 36府県で前週より増加したが、11都道府県では前週より減少したのだそう。
厚労省は「冬休みが終わって流行が拡大したが、流行は子供から成人に移った。今後は終息に向かうだろう」としているそうです。
| 2015年01月22日(木) |
世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス |
今日放映の、日本テレビ系列ヒルナンデス!を何気なく見ていたら、↑ という店舗が紹介されていたので、(氷雨が振る中)チョッと出かけてみました。
 
色々なバージョンがあったのですが、店名の通り“アイスが入ったメロンパン”を注文。
焼きたての温かいメロンパンを横に切れ目を入れ、バニラ味のアイスと、ラスクをサンドしてくれました。
メロンパンの上面はサクサク、アイスはさっぱり、ラスクのバター風味のバランス。
首都圏で食べられるのは、ココ渋谷公園通り店と、津田沼店だけだそうです!
一口食べれば、あなたは愛と感動に包まれること間違いなし♪
今夜のセミナー内容は、インプラントの材料について。
細かなことは書けませんが・・・
左側は、インプラント体の基本となる材料となる“チタン”について。
もちろん、映画にもなった“あの船”についても触れていました。
右側は、そのインプラントが実際に支える世界の人たちの、構造的なことへのイントロダクション。
何かのスポーツにも当てはめることが出来るかもしれませんね。
 
モチロン、許可を経ての撮影&投稿です。
| 2015年01月20日(火) |
口腔からウェルエイジング |
今夜はG会の月例会。
会員による発表ではなく、外来から=東京歯科大学の阿部伸一教授をお招きしての講演会。
イメージでいえば、最も静的(ハッキリ言ってしまえば地味)な基礎医学=解剖学。
右のような基本的な話から始まり・・・
乳幼児からの成長過程で、どのように過ごすことが、これからの超高齢社会を迎え、「食べること」=「噛むこと」「飲みこむこと」が口腔機能、ひいては全身の健康に繋がっていくかを、理解し易く解説していただきました。
インプラント治療のみならず、矯正治療や、小児歯科など、あらゆる分野に通じる貴重な内容でした。
今日の内容は、一般の方々向けにリメイクし、来月2月11日(水)に、NHKためしてガッテンで放映される予定なのだそうです♪
昨日放映のTBS系列がっちりマンデーから・・・
自動車用の新しい金属の研究中に偶然生まれたという“ゴムメタル”。 ゴルフクラブや、ラケット、メガネのフレームや歯の矯正などに使われているとのこと。
 
テレビでの説明だけだと、チョッと無理がありますが、応用の仕方によっては、治療期間や費用の圧縮に繋がる可能性を秘めていますね♪
ゴムメタルについて、詳しくはコチラを。
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