TRPG回顧録
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2001年11月16日(金) |
AMCレポートその2 |
GM紹介が終わると今度は入る卓決めです。 僕は予め予約をしていましたので望みのテーブルにつくことができました。
今日僕はSTAR卓で
S−1モジュールのTOMB OF HORROR(トンブ・オブ・ホラー)
というシナリオをやりにきました。
以前コンベンションで弟氏のDM下でデミリッチ(Demi-lich)というこのシナリオに出てくるかなりヤバイモンスターを(旧)D&Dで出され、危うく全滅の憂き目に遭わされた事があり、リベンジの意味も込めての挑戦でした
僕の他にその卓へ予約をされた方は2名いらっしゃいました。 以下はそのPLさんのPCさんを紹介していこうかと思います。
ハーフ・エルフのウィザード(8LV)→プリースト(7LVだったかな?転職の順番も忘れちゃった(汗々))
ケイルアート(通称ケイル)さん。
このPLさんとはキャラクター作成の際に二度ほどお会いいたしまして戦闘のシュミレーションなどを一緒にさせていただきました。
その際、彼の放ったアイスストームに巻き込まれ、
一般装備の全部を氷漬けにされるなど
大変微笑ましいエピソードもございました。
もう一人の方はアルブン(通称アルブ)さん
14LVのパラディンさんです。
なんとこの方は新潟よりいらっしゃった人で、かなりの正統派なキャラクターをお作りなったというお話しを伺っていました。 僕は当日お会いできるのを大変楽しみにさせていただいておりました。
さて、予約者は3人だけでしたが、当日参加も可能な卓でしたので(確か、あと2・3人入れたたハズ)この卓決めの際に参加者を受け付けておりました。
ですがその際、驚くべきことが起こりました。
なんと外人さんがこの卓へやってきたのです。
いやあ、嬉しかったですよ。
僕は一度外国の人とD&Dをやってみたいと思っていたので、願ったり叶ったりって奴でした。
DMさんも少し英語が出来ると仰っていましたし、その方も日本語が達者な方でしたのでコミュニケーションは大丈夫でしょう。
しかも、嬉しいことにDMさんがシナリオの傾向を説明する際に、
ハック&スラッシュなゲームです
と説明して通じた事から外来語に助詞を混ぜれば概ね通じそうです。
―でも、ハック&スラッシュって世界共通言語なんだなー(元が英語だし)と改めて実感しました。
良いですよね〜
ハック&スラッシュって
それはさておきまして、その方のキャラクタークリエイションです。
どうやら、キャラクターの種族と職業を言えば能力値を決めるだけで技能や装備のパックを選ぶだけで終わるタイプのものらしいです。
その辺りの処理をしている際にスタッフさんらしい方が一人の男性を連れてやって来ました。
簡単に聞こえたお話しでは、
「この人英語大丈夫だから」
といったニュアンスのお話しだったと記憶しています。
どうやら、通訳をなさってDMさんのサポートをしにいらっしゃったみたいです。
そして、お二人のキャラ作成が終わり自己紹介に入ります。
そこで、先程の方の正体が明かされます。
DM:「こちらの方はゲーム業界で有名な和栗さんです。」
!?
な・なんですと?!
一瞬の出来事に頭が混乱しました。
和栗さんといえば、僕が参加しているゲームぎゃざのガンダムの読者参加ゲームのグランドマスター様ではないですか!!
しかも以前に、ORG(D&Dの日本語翻訳監修の人が作った会社)の中でもバリバリのD&D派の人間だとも伺っておりました。
あまりの衝撃に僕は毒度肝を抜かれました。
否が応にも今日のゲームへの期待と緊張が膨らみます。
AMCレポート3へ続く。
2001年11月13日(火) |
AMCレポートその1 |
11/3はAMCという
アドヴァンスド・ダンジョン&ドラゴンズというゲームのオンリーコンベンションに行ってきました。
聞くところによれば、一年がかりで準備される一大イベントとのこと、否が応にも期待が膨らみます。
当日私は開場の十数分前に会場に到着して待っていたのですが、その時隣で同じようにして開場を待っていた人がなんと
オフィシャルD&Dマガジン編集長であった
ぐゎるまさんでいらっしゃいました。
去年、冬コミで
FM企画のスペースで
メタルフィギュアを買い込んだので記憶しています。
そういえばあそこのメタルフィギュア、
平井 久司先生が
原画書いてんですよね。 (リヴァイアスとかスクライドのアニメの画を描いてる人)
その他にも顔が判る範囲では朱鷺田 祐介先生とか。 (今年のJGCで一度だけ遠目にて御拝顔いたしました。)
そうこうしているうちに開場の時間になり、入場いたしました。
まず、最初に見て目を引いたのは正面にあるステージでした。 なんかすげー本格的だなと思いました。
今回私の目的は二つ!!
一つは
AD&Dを遊ぶこと!
そしてもう一つは
物販スペースで催される
中古ゲームを買い漁ること!!!!!
それについての戦利品に関してはまた後日明らかにするとして、
今はイベントについて綴っていくことにしましょう。
20分程で新品のD&D関連商品及び中古ゲームの販売が一段落すると、
開会式が始まりました。
開場が暗くなるや否や、プロジェクターから映像がステージ上のスクリーンに映し出されました。
AMC2001
の文字のあと、本日のダンジョン・マスター(DM)のみなさんの名前が映しだされました。 ザ・フール卓、スター卓、ワールド卓などと、担当テーブルに銘打たれているところをみると、
JOJOの奇妙な冒険のスタンドタロットカードからきているようです。
司会のありま氏によるアジテーションが開始されました。
お宝ゲットしたいか!
おおー!!
全滅は怖くないか!
おおー!
何故か最後の方は
声が小さいような気がしましたがおそらく気のせいでしょう。
続いてDM紹介です。
1番手のDMさんは天査さんです。
以前耳にした噂ではD&D界における
日本で1番有名なストーリーゲーマーさん
らしいです。
そして、中略して最後は
BEHOLDERさんです。こちらの方は、1番手の天査さんとは対照的にD&D界の
日本でいちばん有名なパワーゲーマーさん
らしいです。
この日はこのお二人のお顔をご拝顔しに来たという目的もありました。(前述した二つの目的は置いといて。)
さて、敢えて最後に書くのを持ってきたんですが、当日私が伺った卓のマスター様について、記述します。(ニヤリ)
正直言って一番好きなノリのマスター紹介でした。
自分が行く卓のDMさんという事もあって贔屓目に見てるというのもあるでしょうが。
ハイテンションでD&D業界的にはエンターテイメント系と称されるタイプのDMさんです。
初心者対応はないけど何LVまでどのクラスを遊んだことがあれば大丈夫だという主旨の説明で、 メタルフィギュアを使ってフロアタイルで戦闘するから楽しいですよ〜。(だったかな。)といった内容でわかり易くてオッケーでした。
(自分的に。) まさに明朗という形容が相応しいDM紹介でした。
今日はご兄弟でDMなさるんですが、弟様は卓で待機しておられました。 (ちなみに弟様とは当時ですでに3年ほどコンベンションでよく遊んでくださっていたDMさんです。ちなみにシステムはクラシックD&Dです。)
DM紹介が終わってステージ上からDMの皆様が降りられる際、
『すまん弟よ、
紹介すんの忘れた〜!』
との、声が。
おいし過ぎですよ、お兄さん。
そして、レポート2へ続く
2001年10月31日(水) |
ターミネーター2を見て |
昨日書いた日記の続きなんですが、
模擬戦や作ったキャラの細かい調整が終わったら、
そのあとに
ターミネーター2
を見たんですよ。
見ていて思ったんですが、
シャドウランが やりたくなりました。
注) シャドウランとは…荒廃した近未来をを扱ったサイバーパンクRPG。 要はターミネーターを送り込んだ時代の世界で遊ぶゲームだと思ってください。 日本語版は富士見書房より出版されたが今は絶版。 メガCDでTVゲームソフトも出た。
そんなような話しをしながら見てたんですが、
これ見た直後にゲームしたら盛り上がりますね〜
とか
“なんかこれ見ながらゲームしたりする人もいそうですね。”
とかね。
そこで思ったんですが
映画見ながら遊ぶために考えた、
変則ターン・システム
という遊び方はどうでしょうか?
ターン・システムという遊び方は
映画「E.T」の冒頭で主人公の兄とその友人たちがD&Dを遊んでたやり方らしいんですが、
ここではそれをもっと変則的に使用します。
映画が始まる前までにキャラクターを作成して待ちます。
映画開始とともに全員でTVを見ます。
そして、CMに入った瞬間、GMがPL(プレイヤー)全員の行動を聞いてCM中に行動を処理するんです。
これができる映画は限られるででしょうがターミネーター2ならなんとかできる気がします。
ですが、これでは物語もゲームも楽しむのが中途半端になってしまいそうです。
そこでもう一つ考えたのですが、
上記のCM中の処理はPLの行動宣言を最小限に留めておいて保留して、
映画後のシナリオで映画のシナリオを追ってゆき、
先ほど保留にした行動をそのセッションに反映させるんです。
そしたらGMもPLも白熱して映画もゲームも楽しめそうな気がしません?
ただ映画を見ていてなんとなく思ったことなんでどれだけ実用性があるかわかりませんがやってみるのも面白いかと思いました。
テロ牧師

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