TRPG回顧録 DiaryINDEX|past|will
探し物はウィザードとプリーストのコンプリートスペルなんたら(要は全魔法集)とドゥーム&なんたら(何かのハンドブック)そしてパワープレイプログレス(略してパープー)。 パープーはわりと早く見つかった。(在庫流通だけなんだけどね) それはさておいてD&D関連のものを探すために階段を登る。 しかし目当てのものが見つからなかった。 なので、店員さんに聞くことにした。 俺:「あの〜ウィザードとプリーストのコンプリートスペルなんたらとドゥーム&なんたら(わからねぇよそんなんじゃ。)ありませんか?」 店員「(スペルの方は)すいませんもう次回の入荷はもうないですね。」 俺:「そうですか。じゃあD&D3eは頼めば取り寄せとか出来ますか?」 店員「いやあ、他の店舗いってもなければまた新たに輸入しないとありませんね。 なんせ、翻訳前のテスト販売みたいなものなんで……」 !? 「ええっ!!」 翻訳する気有ったの!?<失礼 マジでビックリしましたよ。 だいぶ前から翻訳するとかいう噂は聞いていましたがはっきり言って信じてませんでしたから。 なんかWOCとどういうペースで本を翻訳するかという段階まで話し合いが進んでいるとか。 しかも、今年の九月に最初のアドヴェンチャーセット(あの2LVまでしか上げられないBOXセット)をだすらしいです。 いやあ本当に驚きました。 今からコア・ルールブックを(2冊づつ)買うために“お金溜めなくちゃ”って感じですね。(笑) でも現物見るまで安心できませんけどね。
別に俺は参加してませんけど。 知り合いが主催やってるんですよ。 今日までね。 なんか忙しくなるんで後任に任せるらしいです。 どうでも良い事ですが俺はSNEが行っているサイバーパンクの展開のさせ方が大嫌いです。 特にGURPSのサイバーパンク。 いや、別にあの訳者あとがきさえ無ければ良い本だったんですが、 >サイバーパンクっていまいち暗いイメージが持たれているジャンルですよね。なんたって世界設定が暗い。 (中略) 日本でサイバーパンクするならもっと明るく正義の味方をやるべきだ!(以下、見るに耐えないので省略) 日本人ゲーマーにアメだけを与える毒虫がぁ! >劉鳳調で。 だって、サイバーパンクが暗くて汚いイメージがあるのは当然でしょ! そもそもアメ公が麻薬やってラリった頭で考えた荒廃した未来世界なんだからさ。 聞いた話によるとルネッサンス時代に麻薬やってラリった状態で詩を書くのが流行ったらしいんですが、その延長で近年、麻薬やってラリった頭で考えた荒廃した未来世界がサイバーパンクの世界というものらしいです。(これをドラッグカルチャーと言うらしいですが。) なので、そもそもがそんな世界で明るい正義の味方をやる事がナンセンスだと思いますよ。 だってそれは サイバーパンクじゃなくて、ジャパニメーションでしょ? だから、文庫版D&Dも海外で あのD&Dも、ジャパニメーションの国へ行ったらこうなる! なんて吊るし上げられるんだと思いますよ。 それはさておきまして、あの自分が嫌いなんだから君たちも嫌でしょ的な展開のさせ方が嫌い。 なんか日本のタチの悪いゲーマーと同じ感覚。 というよりそういう奴らってSNEに毒され過ぎでああなったんじゃ? って思うときがたまにありますけど。 前にも書いた、俺がわからないんだから周りの人もわからないんだよ?的な感覚? 日本人のゲーマーの大半は事なかれ主義の集まりだと思いますし。 それに他人の評価した物しか評価できない。 あるコンベンションでこんな事がありました。 シャドウランの話になって某シャドウランの未訳サプリの話になって、そう言えば某サークルのリプレイ同人誌、巻末に使った未訳のアイテム有ったよねって。 彼はそのモノフィラメント・ソードがカタナと同じレベル斬れ味しかない事(同人誌でも同じ様にツッコまれていました。多分それを元に自分で想像を膨らませた嫌いがありますね。)にエラく不満の様子で、 「なんでもバターの様に斬れるって書いてるから 絶対、FASA(シャドウランの発売元)の誤植だ。」 とか、 「対衝撃レーティングを半分にする事を翻訳し忘れているんだ。」 などと仰っていましたが、私が 「ただ単に日本人の作ったカタナに負けない武器を作りたかっただけじゃないの?」 (その可能性は充分にあるかと思います。) っと言っても耳を貸す気は無いようでした。 まあ、いずれにしろTRPGといい、サイバーパンクといい、日本人が正確に機能させるにはそもそも国民性に合って無いと思いますよ。 少なくとも、稚拙な事なかれ主義はいち早く根絶しないと日本のTRPG業界は衰退していく一方だと思いました。
去年は開場の(確か)30分前に行ったら(いや、もっと早かったかも?)9階の会場から2階下の階段(もっと下だったかも)のところくらいまで並んでいたので今年は開場の1時間半前に会場に行きました。 そしたら人が全然来ていなくて喫煙所??ロビー??みたいな場所で他の参加者の人たちと待機。 ゲーム談議に花を咲かせる。 しかし、話をしていて思ったのは ゲームのコレクターという生き物についてです。 “はっきり言って、高価格の中古ゲームは遊べネェ” などと吹いていたのに腹が立ちました。 あと、D&Dは死ぬからダメだ。 クトゥルフは死ぬゲームだから良いんだけどね。 とか言っててさ。 その癖、ディプロマシーは人間関係が壊れるゲームだよねという話題が上った時は あのゲームはそれを承知で遊ぶゲームだから壊れる方がおかしいんだ などと仰っていたので 「さっき言ってたD&Dだって同じゲームなんですから そういうゲームだって思って遊ぶものでしょう? さっき言ってたディプロマシーとだって同じですよ。」 って言ったら途端にだんまりを決め込みやがりました。 この手の自称ベテランさんは自分の意見が最も正しいと思い込んでいる節が見られるのですが、 この手の人間は 自分の意見をひっくり返す意見、 気に入らない人間の意見は 一律に聞き流す、 または 聞こえないフリなどをして その発言自体を始めから無かった事にする という行動をとります。 はっきり言ってそういう行動をとる人間が、現在のゲーム人口をどんどん減らしていっているという事を理解すべきだと思いますよ。 僕の周りににも猛打さんという人が居るのですがその人はコンベンションでゲームマスターをする際、 自分の用意したシナリオのレールに乗れないプレイヤーは一律に下手糞だと認識している嫌いがあるのですが、 ああ、間違えた。 同じゲームしている時も、自分のルールの読み込み方(または常識判断能力)が一番優れていると思っているので、少しでも自分と違う遊び方をしてたり、そのルールに慣れてなくて試行錯誤して色んな立ち回り方しているとそのプレイヤーにダメージを与えるような発言するんですよ。 前者はルールを初心者にレクチャーしてたら途端に手で制してきて、 「こことここはルールとして必要無いから」 後者はルールに慣れようとして積極的に戦闘に参加していたら 「おまえ、さっきやってたロールプレイと全然違うな!!」 ですって。 猛打氏は自分の判断が他の日本人全体の一般常識の総意だと思い込んでいるらしいです。 だから、自分が理解できない事を言われると、 何言ってんの? お前の言ってる事は俺が理解できないから 他の人も理解できないんだよ? 見たいな顔するんですよね。 それはさておきまして、 今日言いたかったのはアナログゲームに対する敷居の高さですよ。 まあ、この場合は主にTRPGについてなんですが。 現在は企業が新規を取り入れる気が無い。 某所の作っているゲームは特にこの傾向が強いんですが、読み込まないと遊べないゲームや読み込んでもルール解釈でプレイヤーと揉めるゲームしか作ってないんで話にならないっすわ。 (一説では意図的にそういうゲームを作っている、または現在業界に居るプロ(主して○.○.○.○.の某氏1と某氏2と順位置)に日本語を書く能力が無いと言われています。) それと一番の問題はそれを遊ぶ購買層ですわ。 さっきの自称ベテラン共がゲームを勝手にランク付けしてプレイに敷居をつくる。 EX) ○○○○はこういうゲームだからこう遊ぶんだ みたいな。 俺からすると(それが例えD&Dの高評であっても)迷惑千万ですね。 そういう風に吹聴されると勝手な先入観が生まれるので未経験者が後込みしてしまうんで。 大概上記のことについて触れると、 「だってそういうゲームじゃん。」 などと、言ってろくに人の話も聞かずに逃げるんでしょうけど。 はっきり言ってTRPGというもの自体に敷居はあってもシステム間にある敷居という物は 自分らで勝手に作っているもんだと俺は思いますけどね。 少なくとも俺はゲームを(例え高価でも)遊ぶためにしか買わないし、TRPGだけじゃなく人と遊ぶゲームは何でもしたいと思っていますので如何に先入観をなくしてニュートラルに遊ぶかを考えていこうとしていますしね。 たちの悪い自称ベテラン共よりは新しい人間を誘うということはしているはず……(遠い目) 今後の命題はTRPGを特別扱いしない意識改革と たちの悪い自称ベテラン共の早期粛清が急務だと思いますね。
テロ牧師
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