スキーの第一日目。朝の3時に起きて4時には家を出るはずが、起きたらもう4時!5時前くらいには一旦家を出たんだけど、嫁が「ピッチを忘れた」とか「スキーのブーツをいれるのを忘れた」とかで2度も家に戻ったりして、結局5時過ぎの出発。目的地はいつもの新潟。神奈川方面からだと関越に乗るのがめんどうくさい。それでも東名、首都高と乗り継いで6時半くらいには関越の練馬インターに入ることができた。
ここまではなかなか順調だったんだけど、その後が事故渋滞!それを過ぎると普通のスキー渋滞!!って感じで、計画通りに行かず。 ネット友達のてっちゃんのファミリーと赤城高原サービスエリアで待ち合わせしてたんだけど、結局1時間以上遅刻したのかなあ。さらに気持ちがはやるあまり、そのサービスエリアに入り損ねて(汗)もうひとつ先のなんにもないPAでまちあわせすることになってしまった。てっちゃんに「なめとんのか?!」って怒られるかと思ったけど、怒られなかった(笑)。
その後はチェーン規制もなく、順調に民宿に着きました。朝の10時前くらいだったかな。ちょっと休憩した後、てっちゃんの旦那様とお子ちゃま、うちの嫁と子供たちを置いて、てっちゃんと滑りに行きました。とても天気のいい日でリフトから見える山々の風景が美しかったですよ。1時間半ほど滑ってお昼になったので、民宿に戻ってお昼ご飯を食べました。
お昼ご飯、子供たちが残したりするもんだから、根っからの貧乏性のおれなどは黙って見ていることができず、子供の残した分まで全部食ってしまった。(←食い過ぎ)そしたら猛烈に眠気が・・・朝早いのもあったと思うんだけど、もう目を開けていられない・・・。次に気が付いたときにはもう夕方でした(汗)。
すぐに夕食の時間が来て、地元の「八海山」という日本酒を飲みつつ、晩酌タイムを満喫いたしました。部屋に戻ってからも飲んでたけど、途中から記憶なくしていつ寝たのか全然覚えてなかったよ。てっちゃんと二人でいろいろ話した記憶があるけど、内容は思い出せんなあ。(笑)多分、いろいろテキトーなことをてっちゃんに語って聞かせたんだろうと思うよ。
まぁ、一日目はこんな感じ。
バレンタインデーっつっても若い頃のように特別な気持ちは無くなったな。子供が寝た後、金八先生を見ながら嫁と二人でチョコレートケーキを食べたくらい。それでもまったく何もないよりはいいかな。
明日の夜から新潟にスキーに行く。土曜の朝3時頃に出発する予定なので、明日は仕事から帰ってきたらすぐに寝とかないと起きられないだろーなー。っていうことで、日記も2、3日書けないけど、また帰ってきたら書くことにしよう。
そんなわけでこの日記を楽しみにしてる人、ごめんなさい。果たしてそんなヤツがいるのかどうかは、かなり疑問だけど(笑)。
2002年02月13日(水) |
歯医者終了&コピッツ練習 |
歯医者が終わった。結局、5回通ったのかな。イヂワルな女医さんともお別れである。性格は悪いけど、腕はなかなか確かだったように思う。もう一生、歯医者なんて行かないですむように、歯磨きをしっかりやろう。
夜はコピッツの練習のため新宿へ行った。ベースの人が急用で今日も来られなかった。ベースがない練習にもなんとなく馴れてきたというか・・・スタジオの練習を久々に録音して今聴いているのだが、某バラード曲などはベースの音が入ってないのがもう耳になれてしまって(笑)。ベースがないと自分のドラム、とりわけキックの音がとても目立つので、自分の演奏をチェックするにはいい機会だったのかもしれない。「表現力」の部分でもベースがいるときよりは、気をつかったかな。
スタジオではボロボロに聴こえていたけど、録音したものを聴くとそれほど悪くない。少しずつだけどちゃんと前に進んでいるんだ、と思った。
それからギターのK君がめでたく20歳の誕生日を迎えた。こういうスペシャルな日って意外に何もなかったりするんだよなあ(汗)。おれのときも、なんとなく一人で地味に過ごしたような記憶が・・・(笑)。もう13年も前の話だけどね。
ソルトレークのオリンピックが始まって、テレビもオリンピック一色である。先日の日曜の明け方に女子モーグルの決勝が行われた。おれはオフ会に出ていたため、見ることはできなかったんだけど。
前回の長野で金を取った里谷選手は今回は銅メダル、メダルが期待されていた上村選手はメダルを取れずに終わった。でも後でVTRで見たら上村選手の滑り、カッコよかった。メダル取っても全然おかしくない滑りだったよ。見た目もかわいいし、言うことないね。
確か昨日の朝だったか、その二人がスタジオに呼ばれて司会者からインタビューを受けるシーンをテレビでやっていた。その中で上村選手が話していたこと…ちょっと印象に残るフレーズがあった。要約すると以下のような感じ。
「滑ってる間はいろいろミスしたときとか、すべて覚えてるんです。でも、ゴールした瞬間はそんなことすべて忘れてすごい充実した気持ちで一杯になるんですけど(中略)…でも後でビデオを見るとわかるんですよ。あそこで「ミスした」って思ったのは「ああ、なるほどこういうことだったのか」って、ビデオを見て初めて思い出すんです……」
そんなインタビューを聞いてたら、プロのモーグル選手もアマチュアバンドマンも同じようなもんなんだなって思った。ぼくらも上村選手も、本番の際には非常に性質の似通った緊張感と対峙するのだ。舞い上がってしまって、普段犯さないようなミスもする。舞い上がりすぎて、終わったときにはミスしたことも覚えていない。あるいはミスしたことしか覚えていない…。
日本のモーグル界のトップ集団を走る超人だと思っていた人から、そんな人間らしいコメントが聞けて、なんかうれしくなった。
上村だってそうなんだから、おれたちが緊張しないわけはないのだ。そんなことを思った。
午後、こないだに引き続き、ルーディメンツの練習をしてみた。シングル・パラディドルにはアクセントの位置によっていろんなバリエーションがある。ディレイド・パラディドル、リバース・パラディドル、パラ・トリプレットなどなど…。土曜日に新宿に行ったときに粘土状の練習パッドを買ったので、本の上に広げてパタパタと叩いていた。
そしたらタイタニックのメロディーが…。このメロディーはウチの自宅電話の着信音である。「はい」と電話に出てみると、1階に住んでるSさんだった。イキナリ不機嫌かつ暗い声で「あの〜〜〜、何か叩いてますか!?」だって(汗)。「いや〜〜〜、はい…たたいてました……」と自然におれの声もトーンダウンしていく。お互い無言になった後、「お願いします」とひとこと言われて、「ハイ、すみません」と電話を置いた。
集合住宅の悲しさである。ルーディメンツもまたイチからおさらいしてみようと思ったが、その計画も頓挫しそうな感じである。 このようにして、年老いたドラマーは墓場に近づいていることを実感する。ひえ〜〜〜っ
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