ライブの打ち上げの後、家に帰り着いたのが朝の7時半頃。それから寝て起きたらもう昼の2時頃だったんだけど、ライブを見に来てそのまま実家に帰っていた嫁が家に戻って来ていた。
子供は嫁の実家に預けてきたというので、久々に夫婦二人きりっていうことで、デートでもしようかという話になった。ディズニーランドでも行こうかっていう話だったんだけど、厚木のインターから東京方面を見たら大渋滞!ってことで御殿場のアウトレットに行くことにしたよ。
車の中での話題の中心はやっぱりライブの話だったね。昔から嫁がライブを見に来ると、結構いい演奏ができたりする。これが愛の力か?なーんてな。
嫁にしてみても普段「夫」あるいは「子供たちの父親」っていう目でしかおれを見ないから、ライブで「ドラマー」としてのおれを見るっていうのも新鮮で面白いみたい。ライブの後は一時的に仲良しになったりするんだ(笑)。今回もそんな感じ。
いろんなことをひっくるめて、いいライブだったなー。
ライブ当日。出演バンドは3バンドで、3バンドともスピッツのコピーバンドであり、コピッツはトリを取らせてもらいました。
コピッツの演奏としては、後で聴いてみると各曲ともかなりテンポが速かった。でもそれが幸いしたのか、非常に前向きなグルーブを感じながら演奏することができた。 細かい点をとらえれば、おれも含めてメンバーそれぞれがいろんなミスは犯していたといえるけど、そんなことはあまり問題ではないように思う。 「ノラない」「ノレない」っていうのが、ライブでは一番痛い。逆にノレれば、ボーカルがフラットしようが、ギターが音をはずそうが、ドラムがシンバルをはずそうが、それほど痛くはない。もちろん限度というのはあるけれど。 その点、最初のライブでコピッツがこれだけノレたというのは、十分合格点だろうと思う。ここから先のハードルはさらに高いけど。
アマチュアの場合は、最初のライブを経験してあまりにボロかったりするとそのまま消えてしまうバンドも多いけど、コピッツは逆に結束が強まった感じがする。 つい1ヶ月前まで「倦怠期だ〜」などと悩んでいたバンドとは思えない。 っていうか自画自賛しすぎなので、このへんで。
対バンのスピーヌーは練習を何度か見せてもらってたけど、本番はかなり仕上げてきていたのでびっくりした。彼らもきっと今ごろ、やる気出してるんだろうな。
会場に来てたお客さんも知ってる人が多くて、みんな盛り上げてくれていた。本当にいいライブでした。
ライブの前日。本当はライブのことだけ考えていたかったんだけど、そんなわけにもいかず、会社に行って普通に仕事をした。まったく意味がない一日であった。アタマの中はライブ一色なのに普通に仕事をしてる・・・そんな自分を不思議に思った。
夜になってようやくパソコンを立ち上げたけど、なんにもすることができず、中途半端な時間を持て余してたな。
それから「金八先生」のビデオを見た。ミッチーがいい子になってよかった。あとは千田校長だけだな!
夜は緊張して眠れないかなと思ったけど、疲れてたせいかすぐに寝てしまったよ。
明け方6時頃におれが眠くなって寝てしまい、その後K君もM君も寝たらしいのだが、M君は寝たところをウチの子供たちに邪魔されたらしく、俺が昼頃に起きたときには車の中で寝ていた(汗)。すまんのう・・・。
本当は近くの海にでも遊びに行こうと思ってたのだが、あまりに風の強い日だったので断念。134号線沿いのガストで昼飯を食って、ライブハウスの下見に出かけた。現地で他のコピッツのメンバーと合流。下見終わってから、今回のライブで司会をするS君も一緒に早い夕飯を食いながらまったりしていた。
その後はいつものスタジオでライブ前最後の練習。2回通しで練習したが、2回目などはかなり良かった。やはり程よい緊張感が、感覚を鋭敏にしているんだな。こういう練習がもっと早い段階からできればいいのに。
火曜の夜に残業して仕事はできるだけ片付けてたんだけど、やっぱり多少残ってしまって、コピッツの練習に30分くらい遅刻した。こんなことは初めてだったよ。
練習の後はチェリハの友達の送別会があって、ほんの少しの時間だったけど参加した。1月のおれのライブを見に来てくれた人なんだけど、このたび北海道に行くのだという。ずいぶん遠くに行ってしまうんだね・・・。ちょっとしんみりしたな。
その後、ボーカルのM君とギターのK君が、ウチに泊まりに来た。M君が車を運転してたんだけど、来る途中に首都高の入口のところで飲酒検問やっててM君がつかまってしまい、車内に残されたおれとK君でヒヤヒヤしてた。でもM君が機転を利かせてなんとか脱出。マジでやばかった。
検問の後は特に問題なく、夜中の2時半頃に我が家に到着。酒飲みながら、哲学と映画の話で盛り上がった。M君の知られざる一面を垣間見た気がしたよ。K君はその話を聞いて、しきりに感心していた。バンドの男3人が、バンドを離れてこんな話をするっていうのも、イイなって思った。
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