取手の花火大会。去年は雨で中止だったので、今年はとても楽しみにしていて。秘密バンドその1のメンバーとその取り巻きみんなで、行きました。
あーもうずいぶんあとになってから、この日記書いてるんだけど。
夏のクライマックスでした。六禁とこの花火大会で、この夏は終了。
仕事を早めに終わって、前の職場の人と飲んだ。前の職場の人、っていってもひとつき半ぐらいしか一緒に仕事をしなかったんだけどね。たまに会って飲むのだ。年末以来だから結構久しぶりに。
新宿の飲み屋(久しぶりに行った店)で飲んでたら、そのヒトの終電がなくなっちゃってさ。おれはまだ電車あったんだけど、ひとりで帰るのも悪いので一緒に朝までつきあうことに。
「二軒目、いこうー」ってハナシもした気がするんだが、その人がもう飲めないカンジだったので映画館に行こうってことになった。あー、まぁなんというか、そーゆー映画館て高校生のとき以来だったんだけど(笑)。
ところがだ。入場してからの記憶がない。気がついたら廊下にある長椅子で眠りこけてた。「もうカンバンですから帰ってくださいよー」と起こされて。ツレの姿、見当たらず。履いていたクツも、持っていた仕事用のカバンもみあたらず。クツだけは客席で見つかったんだけど、カバンはなくて。
「お客さん、階段の下とか客席とか、いろんなところで目撃されてましたよ」って言われて。あーそうなのか、とヘコみつつ。
朝の六時過ぎなのに眩しすぎる太陽のもと、山手線で自宅に帰ってきました。あいたた。
六禁おわって水戸駅前のホテルに泊まって、ホテル出て陽射しの強さに「うわー」ってなるとこは去年と同じ。
「もしおれが水戸で生まれて、そこで高校生活を送っていたら?」って空想に耽ったことも去年と同じ。
なんでだろ。うらやましいのかな?
水戸駅周辺で夏休みを謳歌する、この時期の高校生達があまりに楽しそうに見えるからかな。楽しみたまえ!
朝七時前に起きて、朝ご飯食べて会場へ。マキシマムザホルモンを見るために〜〜〜。
ナマで見るのは初めてなんだけど、この日いちばん楽しみにしていたバンドであるよ。無事に時間前にグラスに到着。朝礼後にマキシマムな彼らがステージに登場。アサイチから、なにこのテンション。オーディエンス各自じぶんのスペースを確保してヘッドバンキーング&オドリークルー。だから盛り上がれば盛り上がるほど、自分の立ち位置が後退していくという不思議。
踊りくるっているあいだ感じたのは、見に来ているワカモノたちはみんなボディコンタクトつうかスキンシップを求めているんだな、ってこと。ヒトにぶつかられて嫌がるどころか喜んでる、っていうね。街ナカだったらヒトにぶつかられたら嫌がるクセにさ。まぁなんつうか、社会生活で受けるねじれは、こういうところでもとにもどしてくれたまえワカモノたちよ。おれもちょっともどった気がしたさ。
でも今回は初日のポリの半分もバテずに、物販行って並んでティーシャッツ買ってレミを見たよ。レミの六禁出演は三年ぶりだってさ。もうそんなか。とにかく一目見る、ってのが目的だったので「南風」の途中で退出。
ツレのお方と観覧車に乗った。ホントに森の中にあるんだね、この会場。東にすぐ海、北に向かってずっと続いていく森。天気があまりよくなかったけど、高いところは実はニガテだけど、会場全体を高いところから見回すことができて、このすばらしい景色を堪能。
フォレストでソカベ。毎回やる曲は同じなんだけど、年に一回イナカのおばあちゃんに会いに行くようなもんで。「帰ってきたよ」って報告に行くだけでも楽しいというかね。新曲もやってくれたんだけど、今回はそれもよくってさー。でもシメはやっぱり「サマーソルジャー」(笑)。
フジはどうなんすか。レイクの外から聞いてたんだけど、フジっぽさがなくなったというか個性がなくなったというか。「Love2000」とかもやってたみたいだけど、やっぱり初期の頃のフジがいいわなー。
今年のグラスのトリはドラゴンアッシュ。ミクスチュア・ロックっていうんですね、初めて知ったけど。そんなカテゴリー分けはどうでもいいや。どうでもいいじゃん。楽しければおれらはうれしいし、楽しくなければガッカリってだけで。
花火を見る前に引き上げることにして、今年の六禁は終了。いやトリのドラゴンアッシュもよかったですよ?ゲストのタケダシンジもかっこよかったし。ドラムのヒトもうまかったー。別につまんなかったから早めに引き上げたわけではないッス。
実はあまり見たいものがなかった二日目。酒飲んでまったりして終わるかなーと思ってたんだけど。
レイクのエレカシがめちゃくちゃ良くて、ホントに泣きそうだった。ぼくと宮本くんは絶対トモダチになれないだろうなとは思うんだけど、でもぼくは一方的にこのひととトモダチになりたいと思った。
「おれはロックバンドのボーカリストだから」とステージ上で彼はいった。でもぼくはただのリーマンで、ただのアマチュアドラマーなんだ。だからきっとハナシなんて合うはずもないし、価値観だって合うはずがないんだ。でも彼の歌に感動したときに、ぼくは彼にそれをどんな言葉で伝えたらいいのだろう。伝えたいことを、うまく伝えられるのだろうか。
こないだのモモカンのライブの打ち上げのときにも、ちょっと同じことを思ったんだ。
|