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2004年08月04日(水)
おぞましい

仕事帰りに見た光景。
はじめ、男二人で相合傘して寄り添っているので
ちょっと目を見張ってしまった。
しかもおじさんとちょっとおじさん。

おじさんがちょっとおじさんの腕に手を回していた。
世の中色んなカップルがいるもんねーとか思ったけど
追い抜かれて、後ろから眺めていたら
ちょっとおじさんが、階段や信号のところで何か囁いている。
あまりに普通のスピードだったので気付かなかったけど
おじさんは目が悪かったのかな。
ほんと、早かったよ。
あまりに目立たないので、二人の息がぴったりなのだろうなと
思ったりした。

昨日の虹が、もし今日見れたら
ちょっとおじさんがおじさんに教えてあげたりすんのかねー。

あたしは通勤途中にや帰り、人込みでよくこういう光景に出会うとはっとする。
瞬間的に、常日頃頭にうずくまる嫉妬心や気分の悪い考えが
さーっと去って行く様な気がする。

こんな事を書くとまた、優しい人だとか
カン違いされそうだけど、ただ単に情に流されがちなのだと思う。

この情ってやつ、足かせになる。
今まで情のぶつかり合いで接した人とうまく行ったためしがない。

数年前、仲良しだった男の人Kってのがいたんだけども
よくご飯とか食べたりしてて、恋人じゃなかったけど
暴れはっちゃくみたいな彼の事、よくわかってるつもりだった。
言い合いもするし、仲良くもするしなんだか本当に
心と心がぶつかり合うような。(ぎあー)

それが最近、そのころあたしの知り合いとKが深い関係になっていたことを
違う人から聞いて、それをまた男同士では武勇伝みたいに
言いふらしていたらしくびっくりしてしまった。
彼女はそれをひた隠しにしていたらしく、相手のいる人だったし
こうやっていない席で第三者からそんな話、
聞いてしまった女同士の気分は最悪って感じで。

そんなこと男同士では言い合って、同じ時あたしの前では塩らしいこと
ゆって、彼女の話も良く出ていたのに知らん顔かい。
また男が嫌いになってしまった。
もしかしなくても見る目ないんかな?

どこをきちんと見ていれば、そのひとの本質みたいなものが見えるのかな。
どうやらあたしがものさしにしていた、仕事へ取り組み方とか
あんまし関係ないみたい。

男の人の浮気癖とかはしょーがないってみんなわかった様なこと言うけど
そうじゃない人もいるものねー。
同じ浮気するにしても、あの男は最低レベルのやつだったのだなー。
今度顔見たら気持ち悪くて逃げてしまいそう。



2004年08月03日(火)
虹をみたかい

大阪では夕方、大きくてはっきりした虹が見えたのです。

一緒に見てた二人に、「なんか私たち三人すっごくイイコトあるような気がする!」
というと苦笑されましたが。

やっぱ世の中進みまくっていたとしても
自然の擅テは簡単に人間を唸らせるというか。
こないだの<デイ・アフター・トゥモロー>みたいに。

コンピューターを完全に使いこなせる人でも
いざというときの機敏な対応は、野性児の方がすごかったりして。
というのも、うちの会社の頭脳部のオタク君
計算屋で、外部のクロウトさんとも充分やりあえる
才能を持ちながら、も、打たれ弱いのだ。

ひとを見下し、ひとの能力をグラフ化し
ビシバシ攻撃するのに自分のミス発覚を認められず、
一度の失敗を引きずる。落ち込んで弱音をたれる。
誰も聞いちゃいないのに、いつまでも言い訳する。
それは完璧主義者だから、自分に自信をもっているから
そうなるんかもしれないけど、いちいち付きあってらんないわ。

やっぱあたしは「人間やからミスくらいするんじゃ!」と
居直るひとを男らしいと思ってしまうんだな。



2004年08月01日(日)
酔っ払い道中記

久しぶりに記憶をなくすまで飲んだ。
金曜のことなのに今日日曜に、本当の二日酔い?
昨日今日と無駄に過ごすなんて最低の気分だ。

寝過ごす事があまり無いんだけど。
はっと気付くと降りる駅から5つも山側の、さびれた駅のホームに座ってた。
反対側のホームへ行って登り電車をまっていたら
駅員さんに「終電はとっくに終ったよ」と言われた。
携帯をみると、飲んでた人たちから
電話や乗り過ごし防止メールが入っていた。意味無し。
それよりも、ドアによっかかって立っていたはずなのに
何故自分の駅で降りてないのか。それからずっと同じ扉が開いたはずなのに
その辺も不明。

あーあ。タクシーかと、外に出た途端ものすごい吐き気がし
電信柱の下にケロりました。うふ。
その駅は降りる事の無い駅で、駅前がもう既に住宅街なんよ。
とりあえず気分が悪かったので地面にしゃがみこんで寝ていたら
見知らぬ男の人に「やばいって」と車から大声で起こされ
「迎えがくるから」とか何とか嘘ついてそそくさと立ち去りまして。

ああいう時の「送るよ」ってめっちゃ魅力的だけど、相手によっては
本当に無事に送ってもらえたりするんだろーか?

タクシーが全く見つからないのでとりあえず線路沿いに歩き出した
わたしに、あらゆる車が「送るよ」攻撃。
多分一生で一番もてた夜でしょう。
夜中の2時に歩いてる方がおかしいんだけど…。

送ってくれえーと思いながらもそこは理性との戦い。
時々吐いたりして、車が酔ってこない細い道をくねくね歩いていたら全く迷子に。
知らない土地だし、私の住むところと違う市でしたのでお先は真っ暗けって感じ。
で、その細い道を出るたびに待ち構えてる同じ車がいて
自分と帰る方向が一緒だからと、親切なことを色々言ってくるんだけど
だんだん、なんで行く先々で待ってるのか気持ち悪くなって
とりあえずその辺にあった畑に身を隠しまして。
畑に…
しばらくその車のライトがさまよってたけど
またわたしはそこで眠ったらしい。
雨が顔に当たって目が覚めると、時計は3時半!
台風直撃の夜、ひとり畑で何をしてるんじゃあーって
傘もなくなってるし、財布があることが不思議状態ですわ。

家に向かってると思い込んでいたのが大間違いで
やっと大きい道に出て看板を見ると、ぜーんぜん違う土地へ向かってる。
いつの間にか線路沿いと思っていたのが違う線路だったらしく
それまくり。
方向音痴のわたしが無謀なんだよねー。
気を失いそうになりながら、妹へナビしてもらう電話を入れ
寝てて出ないと諦めたけど、意外とまともに対応してくれて
しかもお迎えにきてくださいまして。
も、しばらく頭上がりまセン。
アリガトウみっちゃん。

とにかく電車での痴態が、知り合いに見られてませんように。