おぎそんの日記
おぎそん



 人生最後の夜

神様にはなりたくないのさ
夢がすぐに叶ってしまうから
果てしない夢を追い続け
どこまでも走りたいから

人生最後の夜だとしても
夢を見ながら笑って眠る


お星様がキラキラ光るのは
夜の闇が優しく包むから
僕がいつも笑顔なのは
悲しみを知っているから

人生最後の夜だとしても
夢を抱いて笑顔で眠る


世界が終わる夜だとしても
僕はあなたの横で眠るよ

人生最後の夜だとしても
夢を見ながら笑って眠る
Written By ハンサム兄弟(作詞:判治大介 作曲:阿野裕人)

2004年11月21日(日)



 

今まで予測や推測で人の気持ちを決めつけてきた。
笑っているのだから楽しいのだろうと。
怒ってないのだから、それでいいのだろうと。

他の発想をすることさえ考えつかなかった。


人の気持ちははかれない。
その通り。
でも、はかりたいと思ったから。
少しでも気持ちに寄り添いたいと思ったから。

本当に自分が寄り添いたかったんだろうか。
演出する自分に酔ってはいなかっただろうか。

2004年11月20日(土)



 止めないで

笹川美和のインストアイベント@新宿タワーレコード に行って来ました。
この人の「あなた わたし(CCCD)」が好きですが、avex所属ということでCDはスルーしてきたのですが目出度く、規制の弾力化の結果まっとうなCDに。
※今回のNew Single「止めないで/美しい影」は、CCCDではございません。 尚、レンタルに関しましては、CCCDの場合がございます。 ってかなりショボイ対策なんですが。。。)
ついつい購入する気はなかったのですが買ってしまいました。。。

彼女には会社も力を注いでいるみたいでがんばってタイアップ獲得に動いています。
今回のシングルが「ウルルン旅行記」(ここからの最近のヒットは森山直太朗の「さくら」)。
1stシングル「笑(CCCD)」(2003年内のみ発売)を有線でし掛け、続いて「金木犀(CCCD)」(前作同様年内のみ発売)アルバム「事実(CCCD)」を発売。
その後、なぜか唐突に2004年の春連続ドラマ(TBS系木曜22時ドラマ『新しい風』主題歌)に「金木犀」がタイアップ&CM(小岩井純水果汁CMイメージソング)に「笑」が起用され、「金木犀/笑」「金木犀/笑(CCCD)」を再リリース。>絶対狙ってるその勢いで「あなた わたし(CCCD)」を「世界・不思議発見!エンディングテーマ」に。平行してモスバーガーCM曲「初失恋」も流れる状況。

頑張り過ぎです。そこまで躍起になって売ろうとしなくても。なんか、エイベックスって助長というか、必死過ぎる姿が見える傾向が最近顕著ですね。
Do As Infinityのころはまだしもday after tomorrowの売り方は痛々しくて。。。

演奏される曲を聞きながら思ったのは
「ああ、土の匂い(若しくは土着感のある)のするアーティストっていうか、小谷美沙子だな」
とか
「エイベックスでシンガーソングライター&弾き語り。。。上田まり?でも、結局あれは失敗してたしなぁ」
とか思ってしまいました。

とくに、上田まり はASKAのひきたてでデビューのきっかけで、タイアップもなんとかアロエヨーグルトのCMを取ったり(曲目は「待ちわびた休日」)してたものの、所詮は地味だったということでしょうか。エイベックスらしくないっていうか。YAMAHAだったら受けてたかも。

本題に戻って。
で、なんとかオリコン初登場100位なのですが、10月からオールナイトニッポン1部を担当ということで売上が上がるかもしれません。
しかし。
オールナイトニッポンを担当=売れる ではないのでその点はなんとも。
まぁ、固定層がつくということで仮にインディーズ落ちしても活動は続けることが出来るかな、と(ex.橘いずみ 篠原美也子)。

おぎそんはもうしばらく観察>待てを続けたいと思います。

2004年11月19日(金)



 にやにや

車を走らせていると最近、よく警察がいるなぁと思う。
今日も走らせていたら、自転車を止めている警察が。
「あー、防犯登録でもチェックしてんだね」と思ってどんな人が掴まっているのかと思ったら。

後輩のSでした。

なにをしているんだ、あいつは。と思いながらもこれを逃す手はないわけで。
早速、車を脇に寄せてメールをうちます(道路交通法改正によって、運転中の携帯電話操作は罰則あり)。
「今、掴まってましたね。アヒャ(゚∀゚)!!って防犯登録の件?ママチャリでもないのに、変だね。よっぽど悪人面orキョドって(挙動不審)たんじゃないの?」

「そうですよね、こんな善人面を捕まえるなんて言語道断ですよ!!よかったですね、おぎそんさんは車で。自転車乗ってたらすぐに掴まっちゃいますもんね」

Sめ、おぼえておきなさい

2004年11月09日(火)



 たまには沈黙を

久しぶりに知人と会うことになって、行く機会がなかった食事処に行って来ました。
しっかし、苦手なわけわからん物質(否、納豆)が入ってて萎え_| ̄|○
まさか、その人の見ている前で残すわけにもいかず頑張って口に入れましたけど。
初めて行ったところだったからセットを頼んだのだけれどもあたりはずれがあるのかも。
ちょっとお洒落な?ところらしく、キャンドルライトで食事をする(むしろ、させられる)のですが結局何を食べたのかあんんまり分からなかったというか。
ああ、1350円・・・・。

同じ歳なのに、ベトナムに学会行く人の話を聞いたりなんだか自分の情けなさを感じながら帰宅。
おぎそんにしては珍しくあんまり喋らなかったかなーとも思うのだけれどもたまには、ね。

ホントたまに、こうやって聞き役に廻るといつも自分が必死になって話をしているんだなぁと実感もする。
相手がいるから、というのもあるのだけど主導権を握りたいのかも。
そういう点では今回は年上の人(確か兄と一緒の歳かな)だったというのもあるかもしれないなーと思う。

誰の発言だったか忘れてしまったけれど「10歳上の人からいろんな話を聞きなさい」ってあって、最近はそれを凄く実感する。
自分の行く先、これからを考えた時に不安でしょうがない時。
先を行く人から「大丈夫だよ」って言われたら少しは(そう、少しだけなんだけど)安心する。甘えと紙一重だけどね。

2004年11月08日(月)



 携帯故障中。。。

なんともかんとも。
うちの携帯がヤバいんです。

修理に出しても直ってなかったり
担当の兄ちゃんなんて恐縮しまくりでこっちが申し訳なく思ってしまうくらいですよ。

新しい機種にしようとも気に入ったものはなし。
幸いなのはメモリーカードがあるから消えてしまうことはないでしょう。

でも、前回のお話ではメモリーカード自体が逝かれててデータが壊れてるため本体に影響があるのでは、とか言ってるしorz

とりあえず、PCに電話帳のデータは移しかえしたもののなんだかなぁ。

2004年11月01日(月)



 サラウンド

ボーダフォンのCMで流れている「サラウンドクラムボン が気になってしょうがなくてついついベスト買ってきちゃいました。
初回限定盤でDVD付きのクセに3200円。リリースは2003年7月。

流石は東京と思えない外れのCDショップ。VIVA田舎。

まぁ、ベストの中で聞いていくとこの曲だけ激しく浮いているわけですがそれはベストというご愛嬌。
ただ。。。なんというかイマイチ方向性がぶれているというか売れ線ではないというか。
いや、売る気がないとも言えるな
タイアップを機になんかサプライズでもするかと思えばそうでもないし。

まぁ、ヴォーカルがソロでやり始めたり苦肉の策はしているようですが時間の問題かな、と>なんのだ



これしかないんだ 見つけたなら 渦巻きコードの ヘッドフォンから
わきでる音にしみこむ音に 背筋のばしてまちへでかけよう

はじめてごらんよ あるいてごらんよ 右から左から駆けぬけるサラウンド
上昇気流に飛び込んでいこうよ あなただってわたしだってだれとだって会えるよ





わらっていたいよ あるいていたいよ 右から左から誘われるサラウンド
上昇気流に飛び乗っていこうよ あなただってわたしだってどこへだっていけるよ
むつかしい顔しないでうたいつづけようよ わたしはあなたといつでも一緒だよ

ずっと
words:原田侑子 music:ミト

2004年10月25日(月)



 Welcome to the NHK

先日書いてた「NHKにようこそ!」(滝本竜彦)なんですが読了しました。
てか、今日はちょっと出かけてて移動時間が長かったこともあり同時に「FINE DAYS」本多孝好も終わってしまいました。
たまには関係ない本を読むと元気になりますね。

というか。
ここでいつものように感想を書き連ねようと思うのですが―なんというか―今回ばかりは書けるかどうかが自信ないのです。
というのも、特に前者が「アウトロー(もしくはドロップアウト)にピンポイント攻撃」のような趣きがあるためそうじゃない人が読んだ時に本当に面白いのか、と考えるとそれはそれでどうなのかな?と思うのです。
まぁ、どうせ紹介するんだけど

・「NHKにようこそ!」滝本竜彦
ひきこもりが高じて大学を中退し、輝かしい青春のひとときをフルスイングでドブに投げ捨てる。小説で人生の一発逆転を狙うものの、狭いアパートに閉じこもったままの薄暗い日々は、いまだ終わる気配を見せない。
「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」で第五回角川学園小説大賞特別賞を受賞しデビュー。

そんな作者が放つ第2作小説がこのNHKにようこそ!なんですが表紙に騙されてはいけません
あと、NHKとはいったい何事?なんですが多くの紹介文でもあるように日本放送協会ではありません>あ、ちなみに国営放送じゃないからね、公共放送だよ

とっとと感想、行きます。
素晴らしいです。最後の疾走感とか。
論理の破綻とかどーでもいいくらいのきらめきがあります。たやすい青春小説ではなく、痛みを含有している。「しょうがないなぁ」の日々を、空気感を表現できた作品といえます。ステキ過ぎ。
しかし。
ドロップアウトというかアウトサイダーが読まないと意味がないというか。>某巨大掲示板じゃあるまいし
いわゆる「優等生」が読んだ時に、細部のネタはともかくその本質を感じ取れるかどうか。。。

ただなぁ。角川書店さん、乙一と彼をあわせて「ネガティブキャンペーン〜青春を後ろ向きに駆け抜けろ」ってかなり明後日の方向を向いていると思いますよ?
あと、先日BIG ISSUEに彼が出ていたのも少し違和感を憶えたのも事実。
あんまり前面に出ないほうがいいのかも。

・「FINE DAYS」本多孝好
新刊「真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side - A
  「真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side - B
を同時に発売と言うことで話題沸騰の彼の昨年の作品であります。
うーん、静かなベストセラーということですが、恋愛小説だということですが。
恋愛小説なのか、これ?ってのが本当のところです。
むしろ、これら(全部で4本の短編収録)を恋愛小説と定義するのならばなんとも屈折した恋愛(小説)観を持っておいでですね。頑張っても「イエスタデイズ」「シェード」の2本だけですよ、恋愛小説は。
この人の作品って正直なところ、当たりハズレがあって(当たりは、「MISSING」、「MOMENT」でハズレは今回の作品「FINE DAYS」、「Alone,together」)その執筆順から行くと新作は当たりかもしれません。

ところどころはいいと思うのですがなんだかなトータルとするとイマイチというか。
ネタバレとしては「シェード」は書下ろしのクセに>偉そうO・ヘンリーの賢者の贈り物だし。筋が見えちゃうのが辛いかな、と。
もちろん、なにか新しいことを語るばかりがいいわけではなくて「どうやって語る」が問題だと思うんですが(この作品の場合)、上手く行ってないというか。
前も書いたかもしれませんが、彼は宮部の影響があるのかよくわかりませんが、トートツにSFチックな展開を持ってくることがあってそこがミステリーファンとしては評価しきれないのかも要因かもしれません。
なんてこと思ったり。

これで夏前に借りた本を消化できました。ああ、よかった。

2004年10月24日(日)



 アルカロイド・ラヴァーズ

今頃になって、「新潮」7月号 を読んでます。
目当ては、星野智幸氏の作品「アルカロイド・ラヴァーズ」。

今月末には初の文庫「人魚は目覚めよと歌う」が出ることだし、なにか大きな賞でも取らないかしら>てか、既に「三島賞」「野間文芸新人賞」を貰ってるんだけど
そんなわけで、読み終わった感想。

彼の作品って社会性が強いってよく言われるんだけど>「ファンタジスタ」「ロンリー・ハーツキラー」しかり今回の作品に関しては、デビュー作「最後の吐息」の雰囲気を踏襲しながら少し社会性に関しての直接的な表現は減ったように思えますな。
ただ、どうしたってその背景(バックボーン)には社会性はあるんだけど。

ただ、この作品の構造はどっかで見たような・・・って既視感を憶えるような。共通しているとはいえ。
そういえば、彼の作品って性描写がでてくることが多いんだけどロンリー・ハーツキラーにはなかった気が。そうすると、ちょっと異色なのかも、あの作品って。

さぁ、次はN君から未だに借りてる「NHKにようこそ」を読まないと・・・。

2004年10月21日(木)



 夕闇

何て言えばいいんだろう
何て言えばいいんだろう

抱きしめても 抱きしめても
きっと 足りない


離れても 離れても
離れても 離れても きっと消えない
Written By 矢野洵子(Junko Yano)

2004年10月17日(日)
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