徒然駄文
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この季節は田んぼがとてもきれい。 一面に広がるやわらかい緑 その上を風がさぁーっと渡っていく
梅雨の晴れ間の明るい日
この土地は好きだなあ。 お百姓さん、ごくろうさまです。
ハッと気づくと更新が滞ってたりして。 MIDIを作り出すとこっちの方に気が回らなくなるようです。 (水車小屋をpianoできっちり作ってる途中です。 夢想もJAZZも途中放り出しだけど(^^;)。水車小屋も 放り出さないようにしなくては……でもどうなるか不明)
SFの話。14日の続きですね。
戦争をしている2つの団体(と言うとなんか変だけど)を 双方の立場から念入りに書いていたSFに「銀河英雄伝説」もありますよね。 でも、あれは私は大して何も思わなかったんだなあ。 だんな(彼は銀英伝大ファン。初版本で揃えているのが自慢(笑))に、 谷甲州氏の小説は双方の立場から描かれていて面白かった、と 言う話をしていたら、銀英伝だって同じだろう、と言われました。
はい、そうです、たしかに。でもね、違うのよ。 あれはヒーロー物語なのよね。金髪の小僧(名前忘れてしまったよ(^^;)あ、ラインハルトだっけ)と ヤン。他にも、「ヒーロー」的な味付けがされた登場人物がたくさん。 キルヒアイスとか……ああ、もう他の人の名前は覚えてないなあ。 谷甲州氏のには、その「ヒーロー」がいないのよね。 ヒーローではない、ただの人間が戦場でどのように考え感じ、 行動していくか。それが、両方の立場から念入りに描かれています。 そのあたりに引っかかったんだと思う。
同じ様な理由で、SF2大大御所ではハインラインよりアシモフの方が好きです。 ハインラインのは何読んでも大抵斜め読み(^^;)。でもアシモフのは 読んでいて夢中になるのが多い。登場する「人物」が私の興味を 引くのだと思う。
アシモフの主人公って、凄く頭が良くて、でも変わり者なため 周囲からはずれてしまって孤独である、と言うタイプが多いですよね。 天才過ぎて周囲から理解されない、とか。 「ネメシス」の主人公の女の子とか、「神々自身」のデュアとか。すごく好き。 もしかしたらこういうのってアシモフ自身の投影もあるんだろうか、と思ったり。 (いや、全然見当違いなこと言ってるかもですが ああ、これらの人々も全然「ヒーロー」じゃない。
つまり、私はヒーローにもスペースオペラにも興味がないんだな、と。 チャンドラーとかバローズとかレンズマンとかローダンシリーズ(^^;)とかも 一通り読んではいるけど(だって、家に転がっていたのだもの)、 内容は全部忘却の彼方です。…ムーアは好きだったけど。N.W.スミスシリーズ。 あれはSFと言うより、幻想小説として読んでおりました。
余談。谷氏の航空宇宙軍史シリーズ。私は「火星鉄道一九」というシリーズ五冊目の 短編集から読み始めたんですが(たまたまテーブルの上に転がっていた…) それが良かったのかも、です。
火星鉄道が読みやすい短編集だったため結構面白く読んで、航空宇宙軍の 方に思いっきり感情移入しつつ次の本を手に取ったら 「敵方」と思っていた外惑星連合側に視点が変わっていて、 先ほど「勝ってバンザイ!」と思ったエピソードが「負けたよ、酷いよ」に 変わっている…
ああ、敵も味方も正義も悪も何もないわ、戦争ってとんでもないわ、と 感じ入ったんですね。 そりゃ勝つ方があれば負ける方もあるってのは分かり切っていることですが それが妙に現実味を帯びて迫ってきたわけです。それでハマったんだ…たぶん。 今1冊目のカリスト開戦前夜を読んでるけど、ちょっと雰囲気違う……
なんかだるいなーいやーねー季節のせいね、と思ってたら 違うわ。考えてみたら、食べてなかったです(^^;) そりゃだるいわ。もう若くないんだから、きちんと食べなくちゃね。 朝とか昼とか、つい食べるの忘れるんですよねー。 朝は食欲ないし(胃弱なもんで)。飲んでばっかり。 夜は家族がいるからちゃんと食べるんだけど。 …GWで食べ過ぎて栄養は十分行き渡ってたから大丈夫だったかな(笑)
サッカー勝ったみたいですね。悲願の決勝進出。 うーん、旦那が帰ってくるのが楽しみ。どんな顔して帰ってくるでしょう(笑)
最近読んでる本。谷甲州氏のSF。航空宇宙軍史シリーズ。 意外とかなり面白かったり……。 SFは余り読まないのだけど、谷氏のは好きかも。 何が面白かったのか、と言うと、外惑星連合軍と航空宇宙軍、 両者が全く同じ比重で描かれている、と言うか、 うーん、話毎に視点が変わるというか。それが面白い。 さっきの話は外惑星連合視点からの話で、次のが航空宇宙軍視点だったり。 メインに据えられる人物もその都度違う。これがとても面白い。
うーん、うまく書けません(何が面白かったのか)。 文章表現能力がない(^^;)
一つ書けること。「戦争ってこんなかんじなんだな」 どちらの軍の将兵も人民もみんな生きている、と言うこと。 勝つ方があれば負ける方がある、と言うこと。 (それがゲームではなく人間の命をかけて行われている、と言うこと) 正義も悪もなくて、ただそれだけがある、と言うこと。
戦争はいやよね。何があっても。
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