徒然駄文
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2003年07月11日(金) 人間のココロというもの

 小説や映画で、ホラーやサスペンスものが結構好きなんですが、何に興味があるかって人間の異常心理、なんですね、結局は(だから、呪怨とか仄暗い水の底から、とか、貴志祐介氏の小説にはあまり惹かれない)。サイコホラーってのが好きなんだけれど、近年大流行でもう出尽くしたって感じがする。なかなか面白いのに当たりません。…いや、別に構わないけれど(^^;)。それだけが目的じゃないし(雰囲気が良ければ全て良し(笑))。あ、興味があるのは「異常心理」じゃなくて「心理」かな。ともかく、人間が何考えてるのか、どうしてそう言う行動を起こすのか、同じ事象に対して、なぜ人によって反応や考え方がまるで違うのか、どこからその差は生まれるのか、いつ生まれるものなのか、人間の深層心理はどうなっているのか、そう言った方面にとても興味があるんです。子供の頃から……。

 人間の精神って不思議で、考えれば考えるほど分からなくなる。異常と正常の境目も分からなくなる。自分が何を考えているのか。表層的なことは分かってもその裏は自分でも分からない。怖いなあ、と思う(面白いなあ、とも思うけれど)。私は音楽学校を出ているのだけれど、音楽でなければ心理学をやりたかったな。



 そろそろ映画三昧、読書三昧をやめて、本筋に立ち戻らなければならないかも。目も疲れるし(midi制作も目を使うけどねえ)。頭もパンク状態に近いかもしれない。ちょっと根詰めすぎ。←ばか。


2003年07月10日(木) 映画映画映画

 tsutaya半額なので、せっせと借りてくる。勢いで呪怨も借りてみましたが、私には全く興味のない分野のホラーだったので、×。面白くなかったです。富江とか他にもいろいろ似たようなのが出ているようだけど、これで執着は消えました。この手のはいらないや。
 ソラリスが観てみたいのだけれど、近くの映画館では上映していません。桑名まで行かないといけない。桑名は遠い(;_;)。待っていたらいつかはやるかしらん。とりあえず夏休みが終わったあとかしらん。…あれは小説が好きです。でも別物としてみた方が良いみたいですね。今回のリメイク版はラブロマンスだとかなんとか、聞いたなあ(^^;)。昔々のタルコフスキー版も何度か観ていますが、まあ、古い映画なので何とも。雰囲気は好きだったけれど、肝心の「ソラリスの海」がろくに出てこないので、私的には不満でした。私はあの「海」が好きなんだ(^^;)。

 昨日は「es」を観て気分が悪くなりました(^^;)。ドイツ映画は苦手かもしれない。昔々、ブリキの太鼓を観て吐きそうになりましたし(^^;)。小説もよう読み切らなかったから、私には合わなかったらしい。お口直しに今日は「運動靴と赤い金魚」を観る(予定。買い物行かなきゃならんし、トイレ掃除もしなければ(;_;))。イラン映画はわりと好きかもしれない…と言ってもまだ一つしか観たことがないけれど。「オリーブの林をこえて」だったかな? ずいぶん前にTVで観ました。話の筋立てとかは全然覚えていないんだけれど(非常に淡々とした話だったと思う)、画面や雰囲気などがとても良くて、シーンをまだいろいろ覚えている。もう一度観てみたいなあ、と思い返したりもするから、私は好きなんだと思う。イランって砂漠の印象があるのだけれど、きれいな国なんだなあ、と、この映画観たときに思ったなあ。

 洋画ばっかり観ているようですが、邦画も結構好きです。泥の河は良かった。小栗監督の第2作目(だったかな)の伽椰子のためには、小説の印象が強すぎて、今ひとつだった。余りにもきれいにまとまりすぎていたような記がする。あれはあれで良いのかもしれないけれど……。Wの悲劇も好きだったな。これは映画じゃないけれどユートピアノ〜四季〜(だったかな)なんか物凄く好き。あれはドラマなのかな?創作ドラマ。もう一度観たいなあ。…なんか古いのばっかりですね(^^;)。

 徒然なるままに。きちんとした(?)感想はまたいずれ想文の方に上げます。


2003年07月08日(火) 七夕過ぎて

 雨ばかり。クレマチスと朝顔は元気そうだけどペチュニアの花やダチュラはつぼみのうちに腐ってしまっています。ペチュニアは梅雨明け後も元気よく咲くので構わないけど、ダチュラはかわいそうね。毎年花の咲く時期が雨続き。長い雨が上がったら、花の時期もお終い。屋根の下など雨の当たらない場所に植える花なんでしょうか。

 「本が読みたい、映画が観たい」時期に入っています。本は新しいのを買ってこずに本棚に並んでいるものの中から再読。「自閉症だった私へII(ドナ・ウィリアムズ)」「脳(小出五郎)」「苦海浄土/椿の海の記(石牟礼道子)」「貧しき人々の群(宮本百合子)」「無明長夜(吉田知子)」等々。この辺りは何度も何度も読み返しているのだけれど、読むたびに新しいものが見える。本とはそう言うものだと思うのだけど、世の中、次々新刊が発行されている(そりゃ、どんどん新しいものが書かれていっているから)。読み切れないよね。一生かけても。私は知らないことだらけだ。不思議だ。…無明長夜って芥川賞受賞作品だったんだ。知らなかった。吉田氏の作品は無明長夜ではまったあといくつか読んだけれど、これが一番好きだったなあ。感想をいろいろ書きたいのだけど、文章がまとまらない。その前に、自分が何を感じているのが文章に出来ない。バカになっちゃったなあ。

 映画の方は軽く感想が書けるので、徒然想文の方にいくつかアップしています。「ギフト」「グリーン・フィンガーズ」「二重スパイ」。感想文をもっと書かなければね。頭の体操、脳の訓練。自分の考えていることが明文化できなくなったら、お終いだ。


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