戯言 言い訳 つぶやき。
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2001年12月17日(月) 間違った読書の仕方。

『ハリー・ポッターと賢者の石』,
一日で読んでもた・・・。
性格には半日?合計4,5時間かなぁ。

本を読むのが早いのは別に良いことじゃないッスね。
だって絶対飛ばし読みしてるよ・・・つもりが無くても。

でもハリポタは,滑るようにページが進んで面白い。
映画の映像も少し見たから,シーンがどんどん
浮かんでいってとても楽しい。
なぜかネビルが十点もらったトコで泣いたけど。

綺麗で悲しげなユニコーンの死体。
三頭犬の吠える姿。

ぅーん,ツボ。(いや別に幻獣に限らずね)
魔法使いって,素晴らしい。
15にもなってこんな事言うのは何だか夢の見過ぎですが
グツグツと変な色の煙が立ちこめる大鍋。
ホルマリン漬けのような状態の変な生き物。
大群で飛び交うコウモリ達。
古びたような色のおかしな薬草。
踊るロウソク達。
ビロードの敷かれた廊下。
灰色のレンガの立派な城。
はためく様々な色のマントやローブ。
杖からこぼれる細かく煌びやかな光。
夜空いっぱいの大きな満月。
そこを横切るように舞う箒。

・・・たまりません。マジで。
たとえマグル出身だろうともホグワーツのような学校があると知ったら
私は入学したがったでしょうね(笑)

だって数学より薬草学が好き。
美術より変身術が好き。


いつの時代も本とは偉大です。
この作品に出逢えて良かった。

どんな人がどこに住んでいようとも
ページをめくって文字を追っていけば,
そこは絶対不可侵の

あなたの世界。


五鬼 鴻 |MAILWEB SITE