あららのつぶやき
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2004年05月23日(日) 取りやめる勇気

 何か実行する時、新しいことを始める時って勇気がいる。
(エッ?なんでも興味津々の私には死語って?)
取りやめる時、グループから抜け出す時ってそれ以上に勇気がいる。

今日は、鈴鹿山脈の鎌ガ岳(1162m)へ登る予定だった。
よく降った雨は、木曜日に上がっていたので「やれやれ、大丈夫行ける」って期待していた。
日曜日までは晴れって天気予報だったのに、前日(土曜日)に少々雨があり、今朝は曇り空。

普通なら全然問題ないお天気なので、何の疑問も抱かずに7時出発の所へ集合。
副リーダーをしている人が「今日は取りやめ。午後40%の雨の確率なので」って連絡に来ていた。
50%の確率では中止って事に約束が出来ているので、??って思ったけど、
リーダーが出て来て
「午後40%の確率だし、鎌ガ岳の下りで一箇所だけ鎖を使って降りる場所があるので安全を見ます。雨の後で水量も増していると思う」

私達は全員、納得。リーダーの説明に従う。

「行き先を変更して都合の良い人だけ行きましょう。
三峰山の新コースはどうでしょう。そこなら尾根道が多いので少々雨が降っても危険は無い」

集まった人は全員残り、連絡した役員の人が追加で走り込んで一人増えた状態で出発した。

飯南の「福本」と「月出の里」の中間に車を置き「月出の里」まで徒歩
そこから新道コース(約2時間・3200m)

山頂から八丁平へ、その八丁平の小さい丘を越えて行くのが
新しく出来た「ゆりわりコース」だった。
そろそろ空模様が怪しくなってきたので、帰途のなだらかな所まで行って昼食(11時)

やっぱり空模様はどんどんおかしくなり、昼食を食べ終わるや、すぐ出発した。なだらかな下りはそこまでで、ガラの下りが続く内ポツリ・ポツリ。
雨具を着用した途端どんどん降って来た。
「あと20分雨が降らなかったら良かったのにナ〜」と言いながらも
傘をさしてでも歩ける場所まで既に来ていたので、まぁまぁ無事に下山。

木の間から車が見える所まで来て、まだ10分近くウネウネと曲がったけどね。
「鎌ガ岳へ行っていなくて良かったナ〜」
「山は逃げて行かへんで、又今度の機会に行こうナ」

結局リーダーの判断の正確さを認識して、これで又リーダーへの信頼が増した。


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