はじまりのウタ。
Mail / いづる
今年初めてのショックな出来事。
そういえば矯正を始めました。

始めたっていっても、
初診は11月だったのだけど。
検査したり虫歯直したりしてる間に、
もう3月になってしまったよ。

歯の色も生まれつき悪く、並びも悪く、
虫歯もできやすくて
(これは今回唾液検査で正式に証明された・・
とにかく歯は自分のコンプレックス。

ほんとに気にしてることって、
軽々口にできないよね。
私も、これはたぶん誰にも言ったことがないと思う。

お金も時間もかなりかかるけど、
この年になって、やっとそのコンプレックスと
向き合う気になったというわけで。

しかしほんとに、
車とかブランド品とか一切興味がなかった自分としては、
これがいままでの人生の中で最大の買い物だよ。


とにもかくにも、やっと上の歯の裏側に装置装着。
上だけなんだけど、結構話しにくい。
費用の関係もあって下は外側にしたんだけど、
両方内側だったら大変なことになっていたに違いない。


そして先日、
一本目の抜歯をしてきました。
聞くところによると大概先に抜歯するみたいだけど、
装置つけてから抜く。うちの歯医者は。


矯正のための前から4番目の歯の抜歯。
人生初抜歯。

しかし、これがなんか・・なんというか、
歯を抜くっていうのはなんかショックな体験でした。

前の日までは全然平気だったのに、
だんだん気持ちが落ちてきて。
施術台に座ったときにはなんだか泣きそうでしたよ、まじで。
ほんとに歯抜いちゃっていいのかな??
なんて今更迷ってみたり。

私は緊張してたり焦ったりしてても
顔や態度にあまり出ないようなので、
大概気付かれず心配もされないのですが。
流石に先生に大丈夫ですか?
と言われたほど。

久しぶりに通っている今の歯医者は、
いろいろ近代的なんですよ。
レントゲンとか最新みたいだし
コンピュータもばりばり導入してるし、
機械も綺麗で繊細な感じになってる(気がする)し。

なのになんでなのか???
歯を抜くってのはいまだに原始的にペンチで引き抜くわけ。

なんでなの?
そこはなんとかなんないの??

ただただ、
そんな原始的な行為がショックです。


そして寝るまで血が止まらなかったり、
抜いた痕が虚ろに見えて直視できなかったりして、
それもまたショックです・・

しかしすぐ痛み止めを飲んでおいたせいか、
いっさい痛みはでなかった。
あんな原始的な行為に対して痛みがでないなんて、
全く持って不思議だ・・

あるはずの歯がなくて、
皮膚が落ち込んだような感覚さえあるのに、
一週間もすれば慣れるらしい。
人はなんでも慣れていく・・
ほんと人間の適応性って恐ろしい・・


抜歯から二日たって、
やっと落ち着いてきたけど、
三週間後にまた一本抜きます。

かなりイヤだけどもう後戻りはできぬわけで・・

矯正終了まで二〜三年くらいの我慢。

始めるのもかなりの決意だったけど、
慣れるまでもまた大変そうだ・・



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2008年03月03日(月)