アルの日記
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2002年01月11日(金) う〜ん・・・難しい

ふぅ〜、いかんなぁ〜・・・。
ネットやってる時間も削らなきゃならんのですが、ここは居心地がいいのでつい訪れてしまう。
まあ、一息入れているっていうことにしておこうっと。

さてと日記、日記。

昨日は夜、友人Tから電話がかかってきた。
彼は原因不明(といってもおそらく精神的原因がメイン)の植物状態で危篤だった友人であるが、入院先の病院から公衆電話を使ってかけてきたらしい。
まだ薬やら何やらでロレツが全然回っていないので、なかなか言葉が聞き取れないのであるが、まあ幼なじみということもありだいたい言いたいことも想像できるので何とか会話は成り立った。
この連休明けに1週間ほど仮退院するらしいのでちょっと久々に会ってみようかと思っている。

病院のクリスマスパーティーで出し物をやったらしいのだが、彼は久々にギターを弾いたらしい。
そう言えば高校生の頃ギターを覚えてから彼は物凄いスピードで曲を創り出した。
なんていうんだろう・・・あの頃はまだ医者にかかるほど精神が犯されてはいなかったのであるが、やっぱりその兆候はあって、彼が創る曲やギタープレイにも色濃く出ていたと思う。
プレイ自体はすごく荒削で繊細さを欠いているのであるが、彼の創る音楽は物凄く繊細で内向的であり、もろくて儚い危うさが漂っていた。
が、なかなかいい曲があった。
当時(20歳くらい)、俺は宅録にハマッて曲を創って録音しては某ラジオ曲のアマチュア番組に投稿して流してもらったりしていたのであるが、彼の曲も一曲アレンジして流してもらったのだった。
う〜ん・・・幼なじみということもあって彼の世界観はよくわかるのであるが、今はちょっと苦し過ぎて「あの世界」には入っていけない。
電話で話した感じでもやっぱりもろくて儚い危うさが多少漂っていた。
正直言って、もし仮退院が終わって正式に退院したとしても、またあの環境にいる限り元の悪い循環に戻ってしまうのではないかと心配している。
まあ、俺がどうこうできる問題ではないので、一人の友人として今まで通りにくっだらないジョーク飛ばしながら付き合っていくしかないのだろうなぁ〜・・・。

結局、自分の問題は人や医者や薬の力を借りるにしても自分で解決する以外ないと思うのだが・・・う〜ん・・・難しい。


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