アルの日記
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今日はずっとパーカー聞いてた。 Charlie Parker with strings:The Master Takesというアルバム。 1950年前後の録音なので音があまり良くないうえにモノラルなのだがやっぱ彼の演奏には心打たれる。 バックのオーケストラは古いんだけどなんだかドリーミーな感じで自分としては嫌いではない。 良いなぁ〜・・・やっぱり天才は違うよ。 薬物中毒やら精神病院入退院やらなにやらで心身ともにボロボロだったみたいだけどでもそんなことを微塵にも感じさせない演奏で完璧だ。 彼の音を追っていくと自分の心と共鳴してしまって感極まる瞬間が何度も訪れる。 決してネガティブでじめじめ湿ったところではなくてすごくポジティブで何ていうんだろう・・・世界が艶々して輝いていて希望に満ち溢れているように見えてくるというかなんというか・・・・・。 う〜ん・・・必ずしも物を産み出す人自身の生活とか人生とかその時の状態とその人がその時に産み出したものって一致しないもんなんだなぁ〜とかふと思ってしまった。 う〜ん・・・でもこの音はいろいろとあってそれを克服してきたからこそ生まれてきたものなのでしょう。 しっかし生きることと音楽が完全に一致してしまっているんだろうなぁ〜・・・ここまでいくと・・・。 だって音に一点の曇りもないんだから。。。
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