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僕は僕と闘うんだ - 2005年06月04日(土) 心療内科に通い始めてから早8ヶ月近く。 せっかくの休みの土曜日を通院に費やすのは たしかにちょっと“もったいない”気がする のだが、別に遊び相手もいないし、休みの日 に外出するきっかけとなっているのだから、 むしろ作戦的には良かったのではないか。 病気は、一進一退といった感じで。 だけど、少しずつおれの中で何かが変わり 始めてきた。妹が言ってた、「うつを楽しむ」 というのは、こういうことかもしれない。 おれは太宰治と尾崎豊が好きです。 自分の内面にひたすら「何故?」と問いかけ そして答えを求めていた。いや、今でも 求めている。答えなど分かりはしない。 死ぬ直前になって、ああこういう人生だった んだなあ、と感じるだけなのではないか? おれはみんなが羨ましい。 どうしてそんなに大声で笑えるのだろう? どうしてそんなに他人と話ができるのだろう? どうしてそんなに先行きに不安を感じないのだろう? どうしてそんなに楽しそうなんだろう? そして、 どうしてそんなに幸せそうなんだろう? おれには分からない。 シアワセという言葉が実感できないのだ。 単なる文字の羅列、シ・ア・ワ・セ でも一文字でも欠けるとシアワセに ならないのだ。 そしておれには多くのものが欠けている。 そしておれはそれらを見て見ぬふりを していたのだ。 ただし、そうかといって直面しても、 何かが変わるというわけではないのだ。 おれは、みんなが羨ましい。 ...
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