愛より淡く
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昨日は大雨でウットシかったけれど、今日はすっきり晴れた。私の気分はお天気に左右されるので、晴れてくれるとただそれだけで気分がよくなる。ららら♪って感じだ。
今朝、朝ごはんの時にさりげなく夫にたずねてみた。
「あんた私に対してすまないなあ。とか、申し訳ないなあとか思ったことない?」
「ぜんぜん」
「ほんまに?ほんま?」
「うるさいな〜朝っぱらからなんなんだよ」
「朝っぱらからって言うたって、あんた夜は遅いし、休みはいつもいてないし こんな時くらいしか会話らしい会話もできないやんか」
夫、ノーコメントで、朝食を食べる。
だめだ。失敗した。まあ朝っぱらから本論に持って行くのもなんだものね。と思ったのでやめた。このくらい伏線?をはっておいて、夜にイッキにだだだっとたたみかけてみっかな。無理だろうか?無理だろうな。あああ。
ってこういうことばっか考えているわけではないのよぉぉぉぉ(エコー)おほほほほほほ。ふぅ。
私は何度か家出を決行したことがある。家出といっても「ぷち家出」みたいなものですがね。はじめて「ぷち家出」をした時は、さすがに相手もオロオロしたみたいだ。夫のオロオロぶりを見てけっこう快感だったりした。手紙ももらった。 「なんというか、やはり○○(私の名前)のことが好きなんだろうね。だからもし○○がいなくなったら、俺は会社を辞めて○○を探す旅に出ます。だからもうこういうことはやめてください」とかなんとかいう手紙だった。今思えば信じがたい内容だった。もちろん今となっては当の本人もさっぱり覚えていないだろう。
昔の夫はよく手紙をくれた。最近は全然だ。そんなヒマないのだろうけどさ。
まあ「ぷち家出」も効果?があるのは、2回目くらいまでだった。それ以上決行すると、相手も「またかよ〜勝手にやっとけ」って感じになるみたい。それに家出したって私には行くあてなんてなかったし虚しいだけだった。
私の家出は、どこまでも果てしなくまっすぐまっすぐ歩いて歩き疲れたらくるりとUターンして、今来た道をまたまっすぐ引き返すだけというしょうもないものだった。 まっすぐしか歩けなかった。というのも実は私はヒドイ方向音痴で、あっちこっち曲がると迷子になって帰れなくなると困るから。ってこれではまるで最初から帰るつもりで家出してるみたいですよね。ははは。あほみたい。
その時はカッとなって発作的に家を飛び出すのだけれど、だんだん歩いているうちに冷静になって我に返ってゆくみたい。
家出はここしばらく決行していないなあ。効果ないとわかるとやる気も薄れてしまうようだ。どうせそこらをウロウロして帰って来るだけ。って相手にも思われているしね。まあその通りなのですがね。
当時の家出の理由も、ずいぶんと理不尽でハチャメチャなものだったような気がするが、具体的ではっきりした理由は、
すでになにひとつ思い出せないのだった。
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