愛より淡く
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2003年01月15日(水) 荒々しいひめごと

ある男とキッチンのテーブルに隣同士に並んでいた。

彼は、食事をしながら

「悪いけど、腕に触っていてくれないかな?」

と言った。彼は、前の彼女にいつもどこかしら触られていたので、

絶えずそうされていないと落ち着けないのだとも言った。

「ふうん、前の彼女は甘えたさんだったんだ」

そう言いながら私は、少しさみしい気持ちになっていた。

私は、そうすることが苦手だった。

男の人の腕に絡んだり、しなだれかかったり、ベタベタすることなんて、私にはできなかった。

そういえば、私は今まで生きてきて男の人と腕を組んで歩いたことがなかった。手をつないだことすらなかった。フォークダンス以外で。

などということをふっと思い出していた。

彼の腕は、たくましいのに柔らかだった。何よりも、すごく温かかった。

彼は、私が触れている間、とてもうれしそうな顔をしていた。

男の人の腕って、こんな感じだったんだ。触り心地もすごくよかった。

なんでもっと早く気がつかなかったのだろう?



 今朝見た夢の記録です。





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テキスト庵さん