愛より淡く
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2003年02月13日(木) 私が壊れるに至るまで  夫も子どもも忘れ女に走る?

おかげさまで私は、個室で

「美・ナース」と二人きりの夢のような時間を過ごすことができた。

私は、彼女をうっとりと見つめ

「きれいやわあ、ほんまにきれいやわあ」

と感嘆の声を何度ももらした。

そのたび彼女は、困ったような恥じらうような顔をした。

その顔が、また、気を失ないそうになるくらい、美しかった。

「今度よかったらいっしょにお食事にでも行きませんか?」

こともあろうに私は、彼女を口説き始めたのだ。

口説きながら、私は、自分があまりにもヘンなことを言っているような気もした。

なんで私が、彼女をこんなに真剣に口説いているのだろう?

しかも、ここは産科の病室のベッドの上。

しかも、私は、女。

しかも、数日前に、母親になったばかりの。


おかしい、おかしすぎる、あまりにヘンだ。

どうなってしまっているのだ私?

なんでこんなこと言うんだ私?

この美・ナースを愛してしまったとでもいうのか?

美・ナースに一目ぼれしてしまったとでも?

夫のことも子供(←しかも生まれたばかりの)のことも忘れて、この、この世のものとは思えない美しい女性に魂を奪われてしまったとでもいうのか?


あんびりばぼー!!(そんなあほな!!)


そのうち私は、私の肉体を支配し始めている、

あるとんでもない存在に気がつきはじめたのだ。


それは






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テキスト庵さん