愛より淡く
DiaryINDEX|past|will
2003年08月14日(木) |
「官能的な描写」を求めてさすらった日々 |
帰省中は、ひたすらのんびりと過ごすことができた。
日中は、ほとんど、自分の部屋だった部屋で、本を読んでいた。
例の「まひる野」は、すっごい飛ばし読みをした。気がつけば、官能描写のところだけ読んでいたような気もする^^。あは。
2人が逢っていないシーンは、その時の私にとって、どうでもよいシーンだったようだ。
解説を読むと、この小説は、かなり昔(昭和40年代)に新聞で連載されていた小説のようだ。
すごいなあ、こんなきわどい描写を新聞で掲載していたなんて!!
全国の読者が、
今日あたり、そろそろかな?そろそろかな?
と毎朝、どきどきしながら新聞を開いていたりして。
ヒロインの純潔を奪おうとする医師のセリフが、非常にシンプルなのも印象的だった。
「好きだ」
「帯を解きたい」
「欲しい」
「責任はとる」
そんな感じ。
その中で特に印象に残った会話が↓だ。(すみません、かなりあやふやです。)
「昔から、風呂に入ったときに、鎖骨に水がたまる女は、いい女だという。君はきっと鎖骨に水がたまる。むふふ」
(むふふは、もちろん脚色です^^謝謝)
ヒロインの会話で印象に残ったのが
「わたくし、もう少しで他のかたに唇を奪われるところでしたのよ」
というヒロインが、いてもたってもいられずに、奥さんがいるのを承知で 男の家に電話をかけるシーンでのセリフ。
しだいに深みにはまっていく2人。
「よかった?」
と問いかけられ
「ええ、とても」
とヒロインが即座に答えるくだりは、西日の照りつける部屋でひとりで赤面してしまった。
|