愛より淡く
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2003年10月13日(月) ただひとりの相手

おととい。またつまらないことから夫と言い争いになった。

町内会の行事の手伝いについて、私が放ったよけいなひとことが彼の機嫌をいちじるしく損ねてしまったようだ。

それでもなんであそこまで怒ったのかは、よくわからない。虫の居所が悪かったのだろうか?


帰ってきても、だんまりを通している。

すっかり冷戦状態という感じ?

それはいいのだけれど

夫がしゃべってくれないと

私は話しをする相手がいないのだということに

気がついた。

私は、誰かに話を聞いてもらいたくてどうしようもない状態だったのに。


誰かに聞いてもらわないと苦しかった。仕事の鬱憤がたまっていた。

楽になりたかった。

文字ではだめだ。電話でもだめだ。

面と向かって誰かと話したい。話したくてしょうがなかった。

だけど


私には私には

そんな相手が夫しかいなかった。


そしてそれは何も今はじまったわけでなく

結婚してからずっとそうだったということに

改めて気がついた。



ああ。なんて狭い世界で生きていたのだろう。


その事実に改めて愕然とする。


今ごろ気づくなんて


私には、私には、夫しかいないのだ。








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テキスト庵さん