愛より淡く
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2003年10月18日(土) 気が遠くなるほどのせつなさ。「ただ、ひとつだけ困ったことがある」

彼は限りなく人間に近いロボットで、


永遠の命を与えられているのだけれど


彼の愛する人々は


少しずつ歳をとる


それはもうどうしようもないこと


にんげんだもの


ある日、すっかり年老いてしまい、死期が近づきつつあるのを悟った彼の恋人が、彼に語りかける



「人間はとどまることはできないのよ。

ある一定の期間とどまって、やがて消え去ってゆく、それが人間のさだめ

なのよ」



なんとも感慨深いよいシーンだった。



そして私は、


恋人と食卓を囲むシーンで、彼がパンか何かを口に運ぶ手をふと止めて、さりげなく呟いた次のセリフに

激しく胸を打たれ、不覚にも落涙してしまったのだった。







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永遠に生き続ける限り、彼はこの先もそういう思いを何度も何度も繰り返さなければならないのだろうなあ、と思うと、

その言葉に、気が遠くなるほどの切なさを感じてしまったからかもしれない。





※先週テレビで観た映画のお話でした^^




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テキスト庵さん