愛より淡く
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2003年10月22日(水) 夫の帰りを待ちながら 謎の女について推理する

こういう時に限って、なかなか帰ってこない。と、やきもきしながら

夫の帰りを待っていた。


今朝、「今日はしんどいので早くかえって来るわ」と言っていたのに。


いつものこととはいえ、よけいに腹立たしかった。


待っている間によからぬ想像は果てしなく広がる。


もしやもしや例の場所で、隣合わせてパチっていたのが縁で。

以下想像図。


「よくお会いしますね?」

「そうですね」

「どうですか、入ってますか?」

「さっぱりですわ。」

「そうですか、よろしかったら、この玉を少し差し上げましょうか?」

「え?よろしいんですか、ありがとうございます」

「いえいえ、入らない時はお互いさま^^」


そんなふうに夫と謎の女は、同じ趣味?が縁で少しずつ打ち解けて,
心を通わせていったのであった。


そのうちに2人は、必ず隣同士に座って打つようになっていた。



そして、徐々に、2人の間に愛が芽生えてゆくのであった。




それからそれからと

想像はエスカレートして、とどまることを知らなかった。


苦しかった。



ある日、謎の女は抑えきれずに、男の家に電話をしてしまう。


「いつもの場所にあなたがいないとさみしいわ。調子も悪くて
負けてばかりよ」


だたそのことを伝えたいばかりに、電話をしてしまう。


しかし、電話に出たのは、男の妻だった。

その時、女は、はっと我にかえる。


「ああ、わたしって、なんてバカなの、あの人には奥さんがいた。奥さんがいたなんて、思いもしなかったわ。ショック」

「そうよね。いても当然だったわ。ああ。なんてこと。でもあの人も悪いのよ。私といる時はいつもどこの台が出やすいとか、ここのコーナーはいまいちだとか、そんな話しかしなかったし。そういえば勝負に夢中のあの人の横顔しか知らなかった私。ああ、ああ、ああ、もう二度と電話はしないわ。ごめんなさい」


と、女はそっと涙をぬぐいケイタイをバックにしまい


「さあ、今日は打って打って打って打ちまくるわよ!!私はひとりでもひとりでも打っていけるわ〜。さすらいの女パチプロここにありよ〜」


と、気を取り直して、再び勝負の世界に入り込むのだった。


とまあ、私のわけのわからない想像はとどまることを知らなかった。


あほかしら?


そうこうしているうちに








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