愛より淡く
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薄曇りの昨日、夫に話しかけてみた。
「なんかこのごろ、人生もだんだんと残り少なくなっていることをひしひしと感じるようになってしもて、昔好きだった人に、ものすごく会いたくなっったりするねん」
「なら、会いに行けば?」
と、あっさりとした返事がかえってきた。
「会いに行きたいのは、やまやまやけど、もうどこにおるんかもわからへんし、探しようもないし、わざわざ探し出してまで会いたいとも思わへんし会ってくれるかどうかもわからへんし」
「なるほど」
それに、会えば会えたで、見る影もなく変わり果てていて、がっかりするかもしれないし。
全然変わっていなくて、ときめくかもしれないけど。
あれこれ想像して楽しむだけにしておきましょう。
それから初恋の人の話になった。
夫は、その人の名をフルネームで覚えていた。
そういえば、私の初恋の人って、いったい誰なんだろう?
いつが初恋なのかもわからない。
それでも小学校1年生の時なんとなく意識していた人がいた記憶がある。
名前も知らないけどなんとなくその人の前を通るとどきどきしていた
ような記憶がうっすらと残っている。
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ありがとうございましたゥ
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