愛より淡く
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気にしないでおこうと思っても、どうしても気にしてしまう。
これはもう性分なので仕方ないかも、昨夜も大殺界のことが気になって気になって、なかなか寝付かれなかった。
過去をさかのぼりながら、立花の時はどうだったけかな、乱気の時は、と思い返す始末。
すでにすんでしまったことに対して、占いが当っていたかどうか無意識に検証してしまっているのだ。寝返りを何度も打ちながら。
なんかあほみたい。
私は身近に、夫以外、話し相手がいない。
今住んでいるところに、友だちと呼べる人は一人もいない。友だちどころか知り合いもいないし、親しい間柄の人が誰もいないのだ。(親しいといって思い浮かぶのは、週一回うちにヤクルトを配達してくれる時に世間話をするお姉さんくらいのものだ。)
だから、必然的に、夫に何でも話すようになってしまう。
何でもといっても話せないことだってある。そういうことはWEB日記に書き綴ったりして気を紛らわせるのだった。
夫に話しても、夫が的確なアドバイズをくれたりすることはめったにない。バカにされてまともにとりあってもらえないのがほとんどだ。
でも話すと少しは楽になれる。から話す。
で、昨夜も大殺界に対する不安な気持ちを率直に話した。
あきれられた。夫は、占いという占いのたぐいは、全く信じないというかてんで無頓着な人だった。
「ったく、あんたみたいな人が世の中にたくさんいるから、あのばあさんが儲かるんだ」
というようなことを言われてしまった。
たしかにそれは一理あるかも。
それでも一度知ってしまうと、もう二度と知る前には戻れないのだ。
ああ、いっそ記憶をなくしてしまいたい。
なんて弱気で後ろ向きな考え方だろう。
そういえば占いに、「この時期は、気力が減退してものごとをなんでも弱気に考えるようになり、ノイローゼ状態になって云々」
というようなことが書いてあったような気がする。当っているじゃないか!!
ああこの暗示かかりやすい性格をなんとかしたい。
とにかく思い込みが潜在意識にまで達してしまわないように、なんとか食い止めないと。
うちの職場の壁に貼ってある「マーフィーの法則」によると
「よいことを思えばよいことが起きる
悪いことを思えば悪いことが起きる」
ということになるらしい。
でもいくらよいことを思っていても潜在意識でそれを否定していると よいことは起こらなくなるそうだ。
要するに潜在意識で悪いことを思ってしまうと全てが悪い方向に向いてしまうということのようだ。
それでも潜在意識なんて、どうコントロールしようもないじゃないか。
ああ、混乱。
とにかく落ち着かないと。落ち着かないと。
深呼吸しながら去る。
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