愛より淡く
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2007年03月07日(水) |
一夜明けて気が変わる |
昨夜は、その人のことについて、いろいろ回想してみようと思い、ここの日記にも記したけれど、やめた。
もうそんな未練たらしい作業をすることに嫌気がさしてしまったからだ。
その人に対する気持ちも変わってきた。
どちらかといえば、今は憎しみモードになっているし。
よくよく考えれば、ひどい奴だった。
ひとことで、表せば、「冷酷無慈悲」
これまで私は、その人に、酷い仕打ちを受けてきたのだ。
その酷い仕打ちの数々を、恋愛感情でカモフラージュしてきてしまったように思う。
それはなぜか?
そうしていた方が、自分の気持ちが楽だったから。
自己防衛本能が働いて、そうしてきてしまったのだろう。
でもやっぱり違ったのだ。
私は、そのことに気づいてしまった。
人を憎むことは
人を愛することよりも、何十倍もエネルギーを消耗するように思う
また、時に憎しみは、目を覆いたくなるような悲惨な事件を生む。
本当に恐ろしいものだ。
「可愛さあまって憎さ百倍」とは
よくいったものだ。
しかし私は、そういった憎しみの感情を、胸の中に押さえ込んできた。
今まで、いっしょうけんめい押さえに押さえてきた。
おかげさまで、時間の経過と共に、薄らいできたように思っていた。
もうそろそろ大丈夫かな
と思っていた矢先に
何の因果か
また出会ってしまった。
今思えば、
「ここであったが百年目」
という感じだったのかもしれない。
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