2002年02月06日(水)
昨日は昼間は会社で夜はずっと家にいた。 夜,最近やっていないスピーチや筋トレをしようと思っていたけど 全然やる気なし。困ったものだ。 でも,仮眠をとったあと,台本読んでいたら訳のわからないやる気と 自信が沸いてきて,何だか元気になる。
さて,スピーチについて。 米国で役者を目指すからには台詞は当然英語となる。 ただ喋れればいい訳ではなく,アメリカ人に分かる英語。 日本語訛りのない標準英語。
この標準英語を喋れるようになるのにどれぐらいかかるのか? 英語学校で知り合ったアメリカ人はNever(あり得ない)と言った。 僕がレッスンを取っていた先生は毎日朝と夜に1時間ずつ練習をして 定期的にレッスンを取れば5年ぐらいで何とかなると言っていた。 これを簡単じゃんと思える人はすごい。 僕は気が遠くなってしまった。 ちなみに週に一回一時間のレッスン料は75ドルだった。 今,通っている先生は35ドル。 でも,最近は貧乏なのでいけない。
ついでに書くと,通常週一回3-4時間ぐらいの演技の授業で一ヶ月300ドル 前後のお金がかかる。 歌のレッスンは一時間50ドルから80ドルぐらい。 レッスン費用だけで一ヶ月500ドルぐらいすぐになくなる。
現在,滞米7年目の僕は未だに訛りが抜けていない。 練習はしているけど,時々ふと虚しくなることもある。 これだけのエネルギーを芝居の勉強に向けたほうが 余程有効ではないかと。 日本に戻ればいいのにと。 どうしてアメリカなんだと。
僕はアメリカじゃなきゃ駄目なわけじゃない。 たまたま,ここのほうが住みやすくて,当てがあったから。 日本の事はよく分からなくてちょっと恐かったから。 何とかなりそうなら日本でだってやってみたいわけだ。 何だか煮え切らない感じだけど,自分では割とさっぱりしてる。
そんなわけで昨日はウェブ上で事務所の情報などを検索してみた。 まあ,今すぐ日本ってわけではないけど,いつかはね。
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