ニューヨーク俳優修行日記
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2002年02月09日(土)




昨夜の芝居。
一時間40分という長さ、しかも1人芝居にもかかわらず
飽きずに見ることが出来た。
面白かったのか?
まあ、まあ。
内容はNYに来てからの彼の奮闘記。
基本的に知り合いにむけて作った芝居だなと思った。
彼を知っているからこそ面白い。
一般向けにするにはさらに練りこむ必要がありそう。

残念だったのはその内容があまりにも一般的だったこと。
アメリカにいる日本人なら誰もが経験しているようなこと。
多分本当なのだろうけど、そこには深みがない。
あまりにもジェネラルに過ぎて、深く心に差し込んではこない。
あくまで安全地帯で勝負をしているように見えた。

ただ本当の自分をさらけ出せば言い訳でもないけど、
舞台を観た限りでは彼のコアな部分を見たとは思えなかった。
そこには真面目に頑張っている日本人の俳優が描かれていた。

とここまで書いて、うえに書いた感想は自分にそのまま当てはまる
ことが判明。多分、それがなかなか芝居自体は面白いにもかかわらず
見ている間何処か居心地が悪かった理由かもしれない。
これは長くなるのでこの辺で。
頑張れば全てよしとは思わないけど、頑張らないことには何も
始まらない。宝くじみたい。

芝居のあと、知り合いとその友人と三人で軽く食事。
久々に芝居の事などを語る。





















      

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