ニューヨーク俳優修行日記
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2002年02月25日(月)

Fate?


土曜日のオーディションは無事に終わる。
とても疲れていたから、もうどうにでもなれって感じだった。
会場に行ってみたら、監督は17歳ぐらいに見えるアジア人の女の子。
でもNYUの大学院の映画科なんだから、それなりの年齢なのだろう。
ちょっとびっくり。

週末は相方の従兄弟が遊びに来ていたので豪華な食事。
なかなか楽しい夜だった。
甘海老の刺身が絶品。いつものMIEへ行って来た。

通し稽古の日々。
自分で最悪の出来だったと思った日に誉められたりしたので
自身を持って良いのか落ち込むべきなのか考えてしまった。
大抵の場合は自分が思っているほど、表面的には差が出ていない。
でも、やるべきことはちゃんとやらないと気持ち悪いけど。

The Princes and the wariorを観た。
話題になったRun Lola Runの監督の最新作。
運命は決められているのではなく、自分で切り開いていくものだよな
と考えさせる。スタイリッシュでいい映画だと思う。

"豚の報い"と言う随分前に芥川賞を受賞した小説を読んだ。
BookOFFで一ドルで買ったんだけど、なかなか面白かった。
どろどろした感じが中上健二みたい。
そんなにたくさん中上作品を呼んだわけではないけれど。

中上健二は僕の通っていたアイオワ大学にいた事がある。
この大学は創作科で有名で毎年何人かの作家を招待して
それぞれ交流を図りながら教員として一年間滞在させる。
彼はそのうちの1人で僕が住んでいた寮の上の階に住んでいたらしい。
そのときの経験をアメリカアメリカいう本に書いていて
僕はたまたまそれをもっていたのでとても驚いたのを覚えている。

偶然。













      

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