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2004年01月27日(火)
今日は知り合いの人に頼まれて オーディションで台本読みのお手伝い。 約20人ぐらいの人と いくつかのシーンを読むことになった。
通常オーディションはまずモノローグの審査があって その中からCallback(2次審査)の俳優を選び、 2次審査では実際の脚本を読むことが多い。 Sideといってシーンの一部を手渡されて オーディションではリーダー(読み手)と読む。 僕は今回このリーダーだった。
知り合いの役者が自分で短編映画を撮影するので そのための役者選考。 役者が自分で本を書いて短編を作るのは 割とよくある。 結局、自分の気に入るいい役を待っていたら いつになるかわからないから 自分で作ってしまえということだ。 参加する俳優にはまずギャラもないし、 スタッフもボランティアの場合が多い。 それでも彼は5人ぐらいの役に対して 約1000通もの応募があった。 以下にNYが役者であふれているかということだ。
同じシーンを何人もの違う俳優と読むのは とても楽しかった。 みんなそれぞれ微妙にちがうニュアンスで 演じるし、それに対してこちらも多少変わってくる。 当然僕はただのリーダーなので 別に淡々と読んでも良かったけど、 いろいろ遊ばせてもらってとてもためになった。 わずか2分ほどのシーンでもある程度は 役者の良し悪しがわかってしまう。 考えてみたら、過酷な商売だよなあ。
丁度、スケジュールもあいているので もしかするとスタッフとして撮影を手伝うこと なるかもしれない。 まあ、これも何かの縁だし、 勉強だと思って参加しようと思う。
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