もも。
もーも。
ももはあたしの妹のような、お姉ちゃんのような存在。
天気のいいお休みの日は 窓の近くで日向ぼっこ。
あなたはあたしの腕の中で ぐーぐーいびきかいちゃって。
たまに大きな口であくびをして 満足そうにあたしにちゅうをくれる。
ももはあたしの掛け替えのない人、大切な家族。
仕事から帰ってくると 振り切れんばかりにしっぽを振ってお出迎え。
うれしくって、かわいっくて
ももは絨毯に寝転がると おなかをなでてと横目でおねだり。
あたしはもものおなかや背中をなでてやる
満足そうに転がって大きくのびをしてみせた。
あなたといると些細なことで幸せな気持ちになれる。
寂しいとき、涙を流してあなたを抱きしめた。 あなたはそ知らぬ顔であたしのぬいぐるみを 食いちぎってた。ひどいねももちゃん
嬉しいとき、二人して興奮しちゃって じゃれあって、そしたらあなた あたしの腕に噛み付いて。 すっごく痛かったから大きな声で怒鳴っちゃった ごめんね、ももちゃん。
幸福な時間。
あなたはあたしよりも年下だけど
あたしより先にどんどん、どんどん年をとる。
どんどん、どんどん年をとる。
もも。
あなたがどんなに年取って ぶちゃいくになろうとも。
たとえよぼよぼになろうとも。
たとえお星様になろうとも。
あなたはずっとあたしの大切な宝物だよん。
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