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嫌いな食べ物「キュウリ」


2002年08月22日(木) 思い出話

 そういえば私は昔から捻くれた考え方をしていたかも知れない。

 私の小学校六年の担任は、「自習」と称した毎日の宿題を出す人で、それには二つのコースがあった。Aコースは問題集、Bコースはある自分の出した問題について考えを述べる、というもので、自分がやりたい方を毎日選択してやって来るのだ。私が通っていた小学校は全部で三つあるのだけれども、全てが公立校だったので別段文章の出来が如何だとかそういう問題では無かった。特にBコースは面白いか面白くないか、だけでクラスの広報に載ったり載らなかったりした。(勿論Aコースは面白みなど全く無いので載りはしない)
 私は小学生時代、勉強が大嫌いだったのでBコースばかりを選択して毎日やっていた。そこで今私が覚えている内容というのが、

 「牛乳パックリサイクルは果たして環境に良いのだろうか」

 という提議(勿論自分で考えた)。当時の私の主張は、「牛乳パックをリサイクルするにはパックを洗わなくてはならない。その段階で水が汚染される。所がリサイクルしないとゴミが増えて空気が汚染される。木も減る。だから結局リサイクルしようがするまいが環境は汚染されるわけで、今リサイクルリサイクルと騒ぐこと事態が可笑しい。どちらにしろ人間が生きているだけで環境は汚染され続けているのだから。」というものだった。

 今この問題について考えてみても、そういう結論にしか持って来れない自分は、小学校六年生から全く成長してないんじゃないだろうか。何だか哀しいな…。


 因みに担任の清水先生には中々私の下らない文章は好評でした。そりゃそうだ。ガキがこんなに捻くれた考え方してたらな…。




 そうだ今日はカルボナーラを初めて作ってみたら異常に美味しくて吃驚した。


さくま