嫌いな食べ物「キュウリ」
二本見ました。北野武監督のBROTHER、それからウーマン・ラブ・ウーマン。
後者はレズビアンの社会的地位を年代ごとに追うというショートストーリーを纏めた一本でしたが、同じ性嗜好の持ち主としてはとても共感できた。けれどこの話は結構如何でも良い。
BROTHER良かったです。普通に素敵でした。何が如何って訳でもないんですが。未だ一度しか見てないのでこれから二三回見ないと何も言えませんが(インソムニアみたいなやつは別物。見る気もしないから)私はこういうの好きです。
基本的にヤクザもの、極妻もの、暴走族もの、ツッパリもの、は好きなんですけど。日本のヤクザ(ジャパニーズ・マフィア)の規則や筋を通す感じ、あれがアメリカに持ち込まれる、というのが何とも嬉しい。(笑)それから基本的に人種の区別なく広まっていく組織組が。痛快と言えば痛快。そして平家物語のような終わりが…!(笑)日本人だなあと思わせる。
所でこの映画、私は素晴らしいと思うけれど、海外の人(つまり指を詰める、とか切腹する、とかの責任の取り方を習慣的に知らない人)が見たらどう感じるのだろうというのは凄く知りたい。驚くのだろうか。反感を抱くのだろうか。憧れと恐怖を持つのだろうか。とても興味がある。
この映画、海外でも上映されたそうで、見た人に是非聞いてみたかった…。知り合いいないから無理だけど。
さくま