嫌いな食べ物「キュウリ」
引き続きです。
之程、自分の低脳さが長期間続くのは若しかしたら人生初であるのかも知れない。
私は自分自身を評価するのに、非常に頑固ではあるし、自分の思想に固執しやすい女だけれど、適度に理解力はあり、生きにくいながらもそれなりに生きることの出来る女だと思っていた。
若しかしたら之は間違いであるかも知れない。
普通でいられるのは理解出来ていないからだ。
最近は毎日、喧嘩をする度に聞いていた女声のメタルばかり聴くようになった。理解出来ないのを、何処かで理解すべきだと思って居るのだろうか。泣く涙も少なくなった。出そうでも出ないということが多い。
理解しようにも、理解できないという(しかも内容として、単純な日本語文章で唯一行だけなのだ)、そんな状況がこんなに長く続く状態に、先ず自分自身驚いている。
そういえば、今日から友人が一週間、泊まりに来る。迷惑は掛けられない、と思うけれども、たまには、ハグくらいするかも知れない。嫌がるだろうなぁ……苦笑の嵐を貰うだろうなぁ……。……多分、彼女の優しさに甘えるかもしれない。やっばいなぁ……物凄く私が愚かに思えてきた。
言葉では幾らでも言えます、私一人身だから、だとか、私彼女と別れたから、だとか、私恋人と別れたから、だとか。さらりと言えてしまっているあたりが、もう既に理解の無い言葉を口から出しているからだという、その理由に気付くのにすら、結構かかったな……。
嗚呼、でも、もう少ししたら、理解出来るんじゃぁ無いだろうかと思って居る。そしたらもう、吐かなくて済むのじゃぁ無いかという未来に対する安堵も然り。
それにしても……。何で一年後の約束なぞしてしまったんだろう、色々と。いや、友達であれば、また会って、普通に遊びには行けるんだろうが。
さくま