嫌いな食べ物「キュウリ」
嗚呼時間が逆戻り。
否、前よりは精神的にとても静かで、あの激しすぎる波であったりとか、そういうのは全く無いけれど。
以前はこういった事象のことから、抜け出せずに居た自分を甘やかして泣いていたような気がする。今は、と、言われれば酷く自然だ。王手をかけても平然と素で居る。成長なのか、後退なのか、其処は知らんが。
とりあえず……ねぇ。掃除でもしよう。
それからブラインドを買い換えよう。
今日は仕事を持ち帰っちまったよ。
そういや、ねぇ。もうねぇ私は、多分なんとも思っちゃぁいないんだ。遥かに貴方が上ではないと言えるけれど、遥かに貴方が下であるかと聞かれれば、戸惑い困ってしまうほどに。
今、私にとっての最高の関心ごとなのは、周りの交錯する思惑だとか、小手先の遣り方だとか、そういったものだ。それのただなかに私を置きながら、わたしは見られて笑って、話し掛けられ返答する。
おもしろいよ、ここは。
びっくりするほど、生物の営みだ。
さくま