blog ++浮気の行方++
++浮気の行方++
目次過去未来


2001年12月20日(木) うれしいハズなのに・・・・

彼氏から電話があった。
仕事が終わった10時過ぎだった。

年末の旅行はやはり2人で行く事になったようだ。
なんの準備もしていない。
スキー旅行なんだけどね。
場所も長野はやめて広島になりそうだ。
と、いうかそのほうが安くあがってイイだろう。
彼氏は長野に行きたいようだけど


そして彼氏は言った。
「そっちに早く帰ってきて欲しい?」

こないだからそんなことを言っている。


「うん、そだね」


「ユキは一人暮しする気はあるん?」

「経済的にムリだねぇ」

「いや、おれも半分出すから」



彼氏はアタシに一緒に住もうと言っている。
早ければ2月3月に帰って来たいらしく
アタシにその覚悟があるかどうか聞いている。




・・・・・・覚悟って?



アタシは彼氏に聞いて見た。
「アタシと結婚する気あるん?アタシのこと好きなん?」

アタシは彼氏と付き合ってきたけれど
自分が彼氏に好かれている、という感覚はなかったのだ。
すると
最初の頃は一緒に住みたいと思うほど好きじゃなかった
と言った。
結婚については
今は経済的にも生活的にも自信がないから今すぐっていうのはムリだ
と、言った。
驚きである。
あの彼氏がそんな風にまで考えはじめるとは・・・
離婚暦があって結婚はもうイヤだと言っていた。
子どもが数人いて
作る気もナイと言っていた。
其れ以前にアタシのことを好きかどーかもアヤシイもんだった。
その彼氏がそんなことまで言うとは・・





うれしいハズなのに
なんだか心が重くなった。
これが正直なその瞬間のキモチ。
電話では一生懸命うれしいよ
なんて言ったけど
顔を見られてたら
気付かれたかもしれない


これがもし一年前だったら
二つ返事で何処へでも行っただろう
これがもし3ヶ月前だったら
余所見をせずに彼氏とトモに前を見つづけていただろう。


だけど、今は
彼氏だけを真っ直ぐ見れないアタシなのだ。

タイミングがホントに合わないね。

アタシはあんなに彼氏だけだったのにね
そんな時にはアタシのことなんて
全然見てなかったよね。






ある人は言った
彼氏がアタシの変化を感じ取ってきてるのよ
って。
それってかなり当たりなのかもしれない。
タイミングが悪いのじゃなく
アタシの心が何処かに行きそうなのを感じ取って
掴まえてるだけなのかもしれない。

ホントは彼氏にとってアタシは必要な存在なのか?
大事な人なのか?
アタシが彼氏だけを見た時に
彼氏はアタシだけを見てくれるのか?

アタシは彼氏と離れることを考えるのがコワイ、
というか、
別れよう
と言うのがコワイ。
別れたあとに自分が後悔してしまうんじゃないか
というのがコワイ。
だし
アタシが居なくなって
彼氏は大丈夫なのか?
というのも心配なのだ。
思いあがりかもしれないけど
イチバン落ち込んだ姿を見てるので
死んでしまうんじゃないかと
心配してた時期があったから
簡単には離れられない。
だけど時間は止まってくれない
止まってくれないどころか
彼氏は現時点でアタシの傍に居ようとしてる。


ホントにうれしいハズなのに・・・

アタシがここで手を放せば・・・・

立ち直れないんじゃないか、とか


なんかやっぱまったくわかんないな。
アタシのほうが失うのがコワイのかな。


これからどんな風に話しはすすんでいくのだろう。
彼氏は彼氏の故郷に住んでみないか?
と言った。
それはどういうこと?
て聞いた。
まだ結婚するとかだったら
考えようも在るしね
だけど、
彼氏が言うには
そっちでアタシも仕事みつけて其処で暮らそう。

「親が結婚もせんでそんなとこ行ったらなんていうかわからん」

と、言うと
「それはユキの問題やろ」
と言った。
たしかにそうだけど
それをアタシだけの問題だと考えてるんだったらさ
アタシは全部捨ててアナタにはついてはいけないってもんだよ。












だけど
今のアタシには
結婚しようって言われるほうが
ツライかもしれない。


はる |MAIL

My追加