blog ++浮気の行方++
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2002年04月27日(土) ちょうど一年前の思い出

乱雑に作ってはほったらかしのメモ帳の類を
ヒマなので見てた。
あまり用の無い「マイドキュメント」に収まっていたソレは
題名を
「4月30日大分」と書いていた。



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4月30日〜5月1日

夕方電話があってそのまま大分まで電車で行った。

「ユキは結婚せんと?」
するよ
「いつ頃したいと思ってるん?」
そやね、いつでも、スグにでも(火暴)ホントは23くらいが良かったんやけど
「俺も離婚したばかりんときは結婚したくないって思っとったけど、最近はいいかなぁと思う」

「俺がおらんなってもいいと?」
うん、そうやねぇ・・おらんなったらしょうがないしね
「さめとーね!!」笑いながら呆れていた。

「俺が今心臓発作とか起こしたらどうする?」
うぅ〜ん・・
「まず、最初にナニをする??????」
そうやねえ・・・警察に電話する・・・。
笑いながら「いかんやん!心臓マッサージくらいせなっ!!」

釣りに行ったあと
「今度は船に乗って行こうね。そんときは友達も呼ぶかもしれん、船高いしさ」
と言っていた。

釣りはホント楽しそうだった。

改札まで見送ってくれた。





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そうだった
そうだったのだ
去年のGW頃

彼からの連絡でしかつながりがなかった私達
母の三回忌が終わったその日の夕方
彼氏から電話があった。
アタシは礼服からすぐに着替えて
用意してお金を持って
電車に飛び乗った。
JRなど日頃使わないアタシ
世間知らずなアタシ
目的地へ向かう為
電車に飛び乗った。


着いた駅に彼氏が迎えにきていた。
確かに夜そんな会話をした
この頃から彼氏は少しずつ変化していたんだね。
駅まで送ってもらった
時刻を調べてもらった
車から降りてきてくれるとは思わなかった
改札まで見送ってくれた

今更思い出して泣くアタシはバカ
なんで泣くのか自分でもわからない

帰りの電車
だんだんと暗くなって行った
宇多田ヒカルの歌を繰り返し聴いた

戻りたいわけじゃない

今思えばアタシは確かに幸せだった。

リスクもメリットも関係なく
ただひたすら好きだった
好きで好きで
アタシを必要としてくれるだけで幸せだった


彼はアタシにだんだんと
気持ちの内を打ち明けるようになっていったのに
そうなるまでに1年ちょっとかかった

そんな繊細な彼氏を
アタシは一番高いところで
手を放したんだ
もう少しで手が届いたのに

また閉ざしたかもしれない

それだけが心残り



それでも手を放したのはアタシなんだから
泣く資格なんてない

今でもキライではない
多分
好きでいることに疲れた
普通の幸せが欲しくなった

のかもしれない。













きっと
後にも先にも
これがアタシの大恋愛だったと思う。


戻りたいワケじゃないんだ
だけど
アタシの命がもしも長くはないのなら
絶対に最期まで全うしていた



今はもちろん幸せなんだけどね。
そういう気持ちも確かに在るみたい。


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