五行日記
ガム



 流れ弾ける太陽の粒。

夕日を背にして彼女が走ってくる。

なびく髪がオレンジ色を吸い込んで

彼女はまるでもう一つの太陽のように輝く。

すれ違う彼女からは太陽の粒。

思わず見ず知らずの彼女を振り返った。

2004年09月25日(土)
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