五行日記
ガム



 抱えきれない夜。

独りで食事するには、その店は余りに賑やか過ぎた。

急かされるように食べ物を口に運んだ。

慣れない街で自分の場所を見付けられずにいる。

満たされたような腹と、穴が空いたような胸。

抱えきれない思いが東京の夜に溢れた。

2005年06月22日(水)
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