For My Life
ERIRIN



  映画

近所に、レンタルビデオ屋がないと、
ずっと思っていたのだが、
うちの道路を挟んだ、斜め向かいの、
回るお寿司屋の裏にある、
つぶれたカラオケボックスだと、
思っていた建物が、じつはレンタルビデオ屋だと、
気付いたのは、つい最近の事。

入り口が向こう側にあり、
窓や、のぼり(旗?)が、1個もないので、
外壁の作りから、ずっと、
つぶれたカラオケボックスだと思いこんでいた。

先週、そのレンタルビデオ屋でセールがあり、
1本レンタル新旧作とわず、
10本まで、150円!。

早速、いろいろ借りてきた。

その中の1本を、昨夜ようやく見た。
タイトル「花様年華」
2000年の香港映画
監督はウォン・カーウァイ。

2クール前のフジTVの月9のドラマ
「ラブレボリューション」で、
恭子さんが須賀さんと、見るはずだった映画だ。
ドラマでは結局、恭子さんが一人で見るんだケド。

ずっと見た見たい!と思っていたのだ!。

ストーリーの舞台は、1960年初め。
同じ日の、しかもお隣同士の部屋へ、
間借りし、引っ越してくる、男と女の話だ。

引っ越し当日、
主人公であるミスターチャウの妻は、仕事で不在。
ミセスチャンの夫も、日本へ出張中で不在。

でも、なぜか不在の二人が不倫をする。
その事実に気付いた主人公二人は、
とまどうが、お互いに興味を持つようになり、
いずれは恋いに落ちる。

だが、最後の一線は越えられず、
二人は離ればなれになってしまう・・・

と、いうお話。

正直、
あまり面白いストーリーだとは思わなかった。

舞台背景と、男と女の心の裏に隠された、
微妙な心理を、読みとる事は、
単細胞なアタシには、
少し難しすぎたのかもしれない。
ふむ。

でも、ノスタルジックな?雰囲気は、
アタシは嫌いではなく、
す〜っと、映画の中に引き込まれていった。
途中で飽きるかな?寝ちゃうかも・・・
と、思いながら見始めたのだが、
集中して、最後まで一気に見る事が出来た。

主人公役の女優、
マギー・チャンのスタイルが、最高によかった。
大きな目がとても綺麗。
ウエストがきゅ〜っと締まっていて、
手足が、長く細いのだ。
チャイナドレスも、よく似合っていた。
(あたりまえか?)

夫が日系の会社に勤め、本人も会社秘書をしており、
裕福な夫婦の役だからか、
夫の出張土産の、日本製のバックをいくつも持ち、
チャイナドレスも、
20着は衣装替えしているであろう。

そのチャイナドレスの模様が、
すごく素敵だった。
白地に胸の所に、綺麗な大きなお花が書いてあったり、
あざやかな、黄緑のドレス・・・。
ホント素敵なのよ〜。



ウォン・カーウァイ監督は、
只今、初のSF映画「2046」を撮影中である。
・・・と、いっても、撮影に入って早3年?4年?。
我が心の初代ダーリン木村拓哉様が、主演?している。

どんな作品になるのか、とても楽しみにしている。

ちゃんと、クランクアップされる事を祈る・・・。




花様年華とは・・・

満開した花のように、
成熟した女性が一番輝いている時のこと。

女は顔を伏せ
近づく機会を与えるが
男のは勇気がなく
女は去る

時は移ろい
あの頃の名残は何もなかった。

男は過ぎ去った年月を思い起こす。
埃で汚れたガラス越しに見るかのように
過去は見るだけで触ることはできない。
見える物はすべて
幻のようにぼんやりと・・・

http://www.wkw-inthemoodforlove.com/jap/homepg/homepg.asp

2002年02月12日(火)
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