ハダカ日記〜日々カミングアウト〜
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2005年05月09日(月) コンニチワがあったらサヨウナラがあるやろ?

タイトルは一代目伸介の弁です。

GWが終わり、皆帰ってしまった。そして、アタシは又日常に戻っている。
土曜日、店で盛り上がり記憶がない。日曜日、何か得体の知れないヤツが存在してるけど、おかまいなしで家の用事を二日酔いのまま過ごす。
夜になり、アタシ達はミナミへ出かけた。
そして、タケさんのやってるお店へ行った。このお店が閉店するという噂を聞いたからだ。

(タケさんはプカプカを手伝ってた人で、つい先日タケさんが始めたというお店に友人に連れて行ってもらい再会を喜んだばっかり。)

辞めるのは本当らしい。でもタケさんはさっぱりしてると言った。こないだもそうやねんけど、近所のお店が急に閉店すると。ここのマスターもさっぱりしていた。アタシは、時期も時期なだけに自分の事がフラッシュバックしてしまってタマラナイ気持ちになる。
タケさんは色々話してくれた。聞いていて、アタシはもっと足繁く通えばヨカッタと思った。何か安心する。
「又、逢える?」と聞くと「生きてればどこかで逢うよ」と。もう!泣きそうになった。でも、ここで泣いちゃいかんと思って我慢した。

何と言うか、喋り口調が穏やかなのです。全てを悟ったような、それでいてこれからも色んな事に掴みかかっていくんやろうな。みたいな。ほんとにもっともっと色んな話を聞きたかった。5/27で終わるそうです。アタシも行けるかどうかは分からないけど、ゆったりとした時間帯に又、行きたいと思います。

店を出て、二人とも無言だった。でも、独りじゃなくてヨカッタ。

自分が飛び出した時、周りの人達はこんな気持ちだったのかな?と思った。
店を作るって、居場所を作るって事やと思う。よく正井さんが言ってた。「ここを守る」って。それは自分の為でもあるし、そこに来てくれる人の為でもあるんだと思う。否、『為』っていう表現は違うな。そんなおこがましいモンじゃないなー。偉そうにやってる訳でもないし。
急に無くなったりいなくなったりすれば、そりゃ悲しいよね。
ほんと、コンニチワがあればサヨウナラがあるんやなー。

アタシはたくさんのコンニチワを色んな人とできるようになりたい。

そんな感じで布団の中に潜り込んでたら、「今、何してる?」と伸介から電話。「しんちゃんアタシ悲しいねん。悲しいこといっぱいやから、もう今日寝る」と。したら伸介は「せやな。そんな夜も必要やな。でもな、皆が終わるんやったら、お前が始めやんなアカンのちゃうんかい!」と言ってくれた。泣けたよホント。一気に涙が出て来たよ。ありがとう。アタシがんばるから。と言って電話を切った。
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で、結構いい話でしょ。でもオチあんねん。
早朝に近い?真夜中。初代伸介(以下 初)から電話。着信音はブライアンセッツァー。景気よく静かな部屋に鳴り響いた。
初「ミスった、、」
三「何が?」
初「はねられた」
三「あ???」
初「モロッコ(店名)の前で、車にはねられた」
三「ええええええええええええええええええええ!!!だ、大丈夫なん?」
初「一泊二日か二泊三日やねん。親父もオカンも来た」
三「(動転してる)ケガは?生きてんの?(生きてるから電話してきてるっちゅうねん)」
初「あ、、、、、」
三「な、なに〜っ?!」
初「(小声で)怒られた」

真夜中に病室でデカイ声で話してるから、看護婦さんに怒られたみたいです。

三「んで、ケガいっぱいしたん?」
初「んー僕、分からん。でも前よりマシ」

この人、アタシと出会う前にも事故で入院してるんです。

初「な、な。でも僕な結構飛んでんで(ごっつ嬉しそうに)」

ええ事言うて、ええオチつけるやろ?ほんまアホやわー。たいした事もなく本日出所してきます。ご心配なくー。あー疲れる。


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