こしおれ文々(吉田ぶんしょう)
◇洞ケ峠を決め込む(一覧へ)
◇とこしえ(前回へ)
◇倒れるなら前のめり(次回へ)
| 2002年12月04日(水) |
(未決定)特別編�◆/�パンマンとカレーパンマン |
上司のジャムおじさんに、 来月の営業成績が悪かったらクビだと言われた食パンマンは、 その日の夜、カレーパンマンと飲みに行った。 明るく裏表のないキャラクターのカレーパンマン。 他の同僚の中で比較的登場も近く話しやすいため、 食パンマンは仕事、プライベート問わず、 事あるごとによく相談をしていた。 食パンマンにとってカレーパンマンは それだけ信頼もあり、頼れる兄貴分であった。
カレー:カレーパンマン 食 :食パンマン
カレー『なあ、もう上司に怒られたぐらい忘れろよ。 また次頑張ればいいじゃん』
食 『次がダメなら、自分はクビなんすよ。 頑張ったって、食パンの売上なんてそんな変わらないっすよ。』
カレー『そんなことないって。 ジャムの親父の言うことなんて気にすんなよ ただの脅しだよ。上司なんてみんなあんなもんだよ。 もともと俺たちクビ取れるんだからさ。』
食 『先輩はいいっすよ。味あるんだもん。しかもカレーでしょ 自分でもたまに喰いたくなりますよ。』
カレー『そんなことないよ。俺だってけっこう苦労してんだゼ。 カレー味なんてベタもいいところだよ。いいかげん飽きるゼ〜 カールなんて何回カレー味新発売にするんだよってな』
食 『あ―――!!もう!! あのジャム野郎ムカつくなあ―――!! ジャムなんてパンにつけなきゃ使い道ないくせによ!!』
カレー『厳しいってことは、それだけお前に期待してるんだよ』
食 『そんなわけないっすよ〜。あ―転職しよっかな〜 パンの耳切って袋50円ぐらいで売って、細々生きてる方が 自分には向いてるんですかね〜』
カレー『バカヤロー!!いいかげん目をさませ!!考えても見ろよ!! 俺たちの中でジャムを塗れるのは、食パン!! お前だけなんだぞ!!』
食 『えっ・・・!?』
カレー『やっと気付いたか! お前がいなくなったらジャムの親父だって終わりなんだよ!! アンパンマンさんでも、メロンパンナちゃんでも、俺でもない!! ジャムの親父にとって本当に必要なのは食パン!!お前なんだよ!! そんなジャムの親父の気持ちもわかんねーのか!?』
コッペパンとかバターロール作られたら終わりじゃん・・・ そんなことはわかってる。わかってはいたが、 メロンパンナちゃんに負けたとき、自分が最下位にならないよう、 なんとしても食パンマンに残って欲しいカレーパンマンであった・・・。
次回予告【メロンパンナちゃんが売れる理由 〜あの日から女は武器になった〜】の巻
|