2002年03月27日(水) |
工作&朝から嫌な話題して裸の王様 |
夜中に何してんだって感じですが、 夜中に工作しました。 工作つっても、工作員とかそういう物騒な工作じゃなくて、 純粋に工作。 雲ちゃんのリクエストにお答えして、横断歩道と信号機を製作。 今日は妙な時間に長時間お昼ねしてしまったので、 夜中でも眠くなくて困っています。 だから、工作は雲ちゃんも参加。 信号機の色を塗りました。
で、私はこういうとき、つい手を出したくなる。 もっと、こう塗れば信号機らしいのに・・とか、 この色を使った方が本物っぽいのに・・とか、 よりよい作品(がはは)を作ろうとする気持ちの表れとはいえ、 教育上はよろしくない。 どんなにへたくそでも汚くなっても、 自分でやるってことが大事だモンね。
というわけで、 「もっと広い範囲を塗ったほうが・・」と思っては 「駄目駄目」と自分を抑え、 「あ、そこを塗るとはみ出して・・」と手を出しそうになっては、 「いかんいかん」と手を引っ込めと、 むずむずしながら作りました。
そうやって出来上がったものは、これがけっこう味があっていいのよね。 大人の手がはいって、妙に綺麗に出来上がったものより、 なんていうか、勢いがあるっていうかなんていうか。
そういえば、小学生の頃、お店を描くっていう課題の絵のコンテストがあって、 私は洋裁の材料のお店を描いたことを思い出した。 画面いっぱいにボタンの陳列棚を描いて(昔の洋裁店を知ってる人ならわかるよね)、 すみからすみまで全部のボタン見本をきちっと描いて、 ちゃんと全部微妙に形や色が違っていて、 その手前にガラスの陳列棚があって、一応中のボビンとかカギホックとか、 陳列棚の上のリボンのロールとかも全部描いて、 それを見ているお客さんと店員さんを描いて、 描いて描いて描き込みまくったら、 「絵の描写が細かすぎて子供らしくない」とかの理由で、 一等賞を逃しました。
客観的に見て、私の絵と一等賞の絵のどちらがそのコンテストの趣旨にふさわしいか なんてわかりませんけど、なんか納得いかない理由だったなぁ。 絵とかって評価の基準が様々で、 明らかにデッサン力があるとかないとかいうことでなければ、 とてもわかりにくいよね。 そういうのって、子供にはなかなか実感できないから、 すごく否定されたような気になって、なんか自信なくしましたね。
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どーーも好きになれない人っていますね。
好きじゃないっていうより、好きになりたいなぁぁっていうか、 親しくしたいなぁと思っても、かみ合わないっていうか、 なんていうか、相性が悪いんでしょうかねぇ。
親しくしたいと思うくらいなので、 立派な人だったり、 優しかったり、 親切だったり(同じか)、 面白かったり、 綺麗だったり、 かっこよかったり、 博識だったり、 カリスマ性があったり、 頭の良い人だったり、 ものすごい特技を持っていたり、 ものすごい才能を持っていたり、 これらを全て兼ね備えていたり、 ともかく、悪い人じゃないわけで、 むしろ欠点というか、悪い点を探すのが一苦労という感じ。
というより、良い点が前面に出ていて、 周囲がその良い点に惹かれていて、 「すごいよねぇ。すてきよねぇ」と言いまくるもんだから、 そうね・・と思う・・・というか、 そのすごい点とかは、モンクなく認めることができるし、 その人と直接接していないときには、 ”良い人”っていう印象を持っているんだけど、 実際に会って話したりすると、 「なんかなぁぁ」と思う相手・・・ってそんな人いない? 私が変なのかしらねぇ。
言ってることとか非常にまともで常識的で正しくて、 かといって、杓子定規じゃなくて、柔軟で現実的で、 要するに非の打ち所がないって感じなのだけど、 「なんかなぁぁ」と感じる違和感。
非常に言葉は悪いけど、”虫唾が走る”っていう感じかしら。 「正論言ってて生きられりゃ苦労しないよ」っていう感じでもなく、 胡散臭いとかいう感じでもなく、 一理あるなって思うことも多いんだけど、 「なんかなぁあ」なんだよね。
本当はどう思っているの?
っていうのがあるのかもしれない。 言ってることが正しいからじゃなくて、 その人から感じるオーラが、なんかうそ臭いっていうか、 うそって言うのはちょっと違うけど、 なんだろ、その言葉の裏を教えろよって感じかな。 強がっているっていう感じもあるのかもしれない。 でも、それは全然わからないの。 それがまた、イライラっていうか、いや〜な感じがするのよね。
ストレートな物言いをするのだけが好きなわけじゃないし、 傷つきやすいガラスのような心を持っている私としては(ぐははははは)、 できるだけオブラートに包んでね♪って思うこともあるけど、 あまりにオブラート過ぎるといやみよねって思うこともあって、 でも、そのいやみさを周囲は”控えめ”という風にとっていたりして、 とても、「あの人、本当にいい人だと思う?」って言えない雰囲気があったりして、 やっぱりあたしがおかしいの?って思ったり。
裸の王様状態だわね。
でも、やっぱ、嫌いっていうか、なんかいやなのよねぇ。 上にも書いたとおり、たぶん相性が悪いんでしょうね。 だから、接する機会を減らすとか、 いっそ会わないようにするとか、 遠ざかるようにすればいいんでしょうけど、 そうもいかないこともあり・・・・みたいな。
もしかしたら、あちらはあちらで、非常にガードを硬くしていて、 実は本心をさらけ出して、弱い自分やずるい自分やバカな自分を見せて、 「私って駄目なのよ〜」って言いたいのかもしれないけど、 かつてそういう働きかけをして、失敗している私としては、 もしかして、本当にあの人はあのままの人なのかも・・とか思ったり。 あのままの人だとすると、やっぱ正直嫌な奴って感じだから、 相性悪いっていうか、嫌いなんだろうなぁぁ。
こう書くと「それってあたし?」って心配する人がいたりするかもしれないので、 あえて書きますが、たぶんその人これ読んでないと思う。
というわけで、思いっきり書きますが、 話の本筋よりも、自分のすばらしさを伝えたいっていう感じの話し方、 それにすごく反発を感じるのよね。 「どうだすごいでしょ」って言いながら話する方がまだ好感持てるっていうか、 「私の方がすごいわよ。あほ」って思えるからわかりやすくていいんだけど、 あーーやだやだやだ。
で、 「私は他の方のすごい点というのもわかっています。 それがわかった上で私のすごさを自覚してるから、 私は本当にすごいのよ!」 っていうムードがあるのが、ひじょーーーーにひじょーーーーーーーーに いやみな感じなのよね。
私ごときがそんなことを感じるくらいだから、 もしかしたら、周囲の人たちも実は「すごいやな奴だ」 と思っているかもしれないけど、 でも、そういうことを言わせないムードが漂っていて言えずにいる としたら、それはそれですごい。 まさしく裸の王様。 それってある種の才能かも。 ってことは、やっぱりその人はすごいのか?
うーーん、わからない。
裸の王様の役に立つ教訓って何かあったっけ? 今、とても知りたくなってきた。
私がその人にこだわっていること自体、なんていうか、イヤだわね。 どっかで、気になるっていうか、切るに切れない何かを持っているってことだろうからね。 惹かれているの?
げーーーーやだやだやだ。
人間関係って難しい。
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