じじばばよりプレゼントのランドセル到着。
自分で選んだほうがよかろうと こっちで選んで買っておいていいよと言ってくれたけど、 せっかくじじばばが買ってくれるって言ってるんだからと、 じじばばに選んでもらおうよという夫の意見に従い、 あちらで選んでもらって送ってもらいました。
本人の注文は、「黒!」っていうのだけだったし、 店頭でランドセルを見かけても、 あまり反応してなかったので、 大して嬉しくないかも・・なんて思っていたら、 思いのほかよい反応。
ランドセルが到着したとき トイレに入っていた本人。 私が玄関でごちゃごちゃやっている気配を察し、 トイレの中から「誰〜〜?」と聞くので、 「ランドセルついたよ〜」と答えると、
「よし!」と前向きな返事。
トイレから出ると、 お尻を出したままで(そう、大きい方をしていて、 下半身全部脱いでたんですね。で、待ちきれずに、 手だけ洗って、脱いだものもって トイレから出てきたわけですね)、 早速ランドセルの箱に手をかけようとする本人。
あまりにあんまりなので、 「まずはパンツをはきなさい」と母親らしい言葉をかけ、 ちゃんとジーンズまではいたところで 開封。
出てきたランドセルは、美しく光るコードバンの黒。
コードバンってのは(いまさら私がいうまでもないが)、 馬のお尻の皮で、ランドセルとしては最高級品。
おおおお、すげぇぇぇ。 カタログを見ても、別枠で「最高級品!贈るならコードバン」 みたいな台詞が・・・ こんな高級品、いいのか、こんな子供に・・でも 子供が使わなかったら誰が使うランドセル。 ずっと大事に使って、最後までつやつやしていた私のランドセルですら クラリーノだったのに・・・ あと3年もすれば、あのピカピカの美しい蓋(正式名称があるらしい)が 傷だらけになることは目に見えているのに・・・ じじばばってほんとに・・と思いつつも、 私も嬉しいコードバン。 このありがたみがわかるのは、 きっと30年後でしょうが、 嬉々として背負い、 背中から下ろしては袖で蓋を拭きまくる姿を見ると、 本人も子供なりにありがたみがわかっているのかも・・ なんてことも思いつつ、 ああ、小学生になるのね・・と感慨深い私でございました。
ちなみに、今日は雪遊び遠足。 朝からスキーウエアに身を包み、 子供と先生方だけで遠足に行き、 くたくたになって帰ってきたはずでしたが、 ランドセル騒ぎで、 遠足の思い出はかなたへと飛んでいったようでございます。
私はというと、相変わらず忙しいんですが、 なんか今日はほんわかした気分ですわ。 ランドセルのせいでしょうか。
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