私的正論。

2002年09月23日(月) 私的感傷。

やぁ、どうしてるのよ、と突然声を掛けられる。遠い昔に別れた人だ。
バツイチになったと風の噂に聞いてたが、再婚したらしい。

互いに安心して飲みに行く。
歳月のおかげで飲める、酒を飲む。

何で別れたのだっけと言われる。
そっちが振ったんだよと言うと。

楽になれると思ったんだよと言われた。

どっちが。そっちが?

そう聞くと、主に自分よねと言われた。



避けられていると思ったんだよ。
でも。
避けられてると思いたかったのかもね。

苦しいのが嫌だったんだろうね。

私自身がね、と。



楽をしたかったんだよ。
いつも別れる時は。

楽をしたいだけなんだよ。
いつも別れる時は。


自己チューなんだよ。
別れる時は。





ただ誰もがてめえ自身を救う気を無くしたら。

この世は亡者の群れになる。



楽をしたかったんだ。
そいつは。

楽をしたい気分なんだ。





桜木に言えることは、こんくらい。

何の役にも立ちゃしねェ。



そんなおのれの役立たずに。
一番感傷的に、なっている。


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桜木



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