*-* こころ *-*
もくじこれまでこの後


2002年08月05日(月) つまらない

私の仕事の都合で予定より遅れた時間に待ち合わせた



何故嬉しそうな顔をしているのは私だけなの?

逢った瞬間から後悔し始めた今回のデート



いつものように食事をかねて飲み屋さんへ

機関銃のように話し続けるわたし

静かに聞いているNobu



お腹が一杯になって2軒目に日本酒のお店へ


お酒を美味しく感じてない自分に気づく


どうして?



Nobuのテンションが上がらないから



自分だけがテンション上がってる事に気づいて

何も話せなくなる私


お店の壁に貼ってある

お酒のラベルを見てる振りしてるうちに涙が出てきた





まだ飲んでる途中だったけど

「終電に乗り遅れちゃうから」って切り上げた



駅まで送ってもらって

車を降りて

「じゃ、ね」




もう終電に間に合わない時間だと知ってたけど

Nobuとこれ以上一緒に居たくなかった



駅から心当たりのあるホテルに電話をして

予約を取った


タクシーで移動して

チェックインして

そのホテルのすぐ側にある

Nobuの友達がやってるお店に向かった



1人では行ったことがないお店

たどり着けなければ

縁がないんだと思った



午前零時を回った暗い道

寂しさと

切なさと

怒りを感じながら

歩き回る



目の前に見えるお店の看板


不思議な事にちゃんとたどり着けた



店の扉を開け覗いてみる

月曜日だからか

店にはNobuの友達であるマスターだけだった


前に座った席に座り

ビールを注文し



マスターは見覚えがあるのに私のことが思い出せないらしく

当り障りのない話をしながら

頭がフル回転しているのを感じさせた


Nobuのことを口に出そうかどうしようか・・・・

私の頭の中でもグルグル回ってる


でも、マスターが本当に困ってるようだったから

すぐにわかるヒントを教えてあげた



いつも接客をしているマスターだから

どうして私が1人でそんな時間に来たのかを察したのだろう

Nobuや周りの友達の話をしながら

一生懸命フォローしてくれて

マスター自身のこともたくさん話してくれた




私の事を知ってる人

でも、本当の私のことは何一つ知らない人


とても心地の良い時間が流れていく




ん?

電話が鳴ってる!?



Nobuからの電話だった




結局Nobuが店に来て

適当なところで切り上げて

ホテルまで送ってもらって

「じゃ」



せっかく楽しく過ごした時間がぶち壊し






ホテルの天井見ながら考える



「私何やってんだろう?」





答えは見つからないけれど





















心 |オタヨリ


>☆ Myに仲間入り ☆

エンピツ