わたしの住んでいる町には、「アイワールド」というディスカウントストアがあって、ときどきそこで、どう考えてもまっとうな方法で入荷したのではない商品がなげやりな価格で売られている。今日はそこで、おそらく倒産した会社の在庫を買い叩いてきたと思われる、ほこりにまみれた野菜カッターを200円で買った。アイワールドに行くたびに、わたしの知らない、そしてあまり知りたくないデンジャラスな世界について、思いをはせざるを得ない。