一陽来復 *

2003年11月01日(土) 書いてて暗くなった。

ちょっと前の話ですが。
私が家にいたとき、突然インターフォンが鳴りまして、
「○○交番のものですが、ちょっといいですか?」と。
初めてのことに、お巡りさんを装った悪い人かもなどと警戒して、
チェーンをかけてドアを細く開けてみたのですが、
まぁ見る限りでは本物のようでした。
お巡りさんは、各家庭を訪問して、
万が一のために各家庭の家族構成などをカードに書いてもらっているそうです。
なので私も書いたのですが、
頭の中で「情報の流出」「現職警察官名簿売る」などという新聞の見出し(想像)が渦巻きまして、
ささいな抵抗として鉛筆で記入をしたのですが。
(今思うと抵抗にも何もなってません。)
わたしの住んでいる地域もあまり治安はよくないんだそうです。
最寄の交番に直接つながる電話番号を教えて、お巡りさんは帰りました。

この話を人にすると、「本物かどうかその番号にかけてみれば?」というのですが、
交番にかかってしまっても、なんですよね。
かからなかったらもっと困りますけど。

いくら自衛しても、
きっと宝くじに当たるような確率で、
理不尽にひどい目にあわされる人はいて、
それは自分かもしれないし、自分の大切な人なのかもしれない。
被害者に何の落ち度もない理不尽な犯罪は、これからも増えていくのでしょうか。

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