一陽来復 *

2004年02月13日(金) 「屍鬼」

小野不由美「屍鬼」、昨日夜中までかかって読み終えた。
この本、面白さは後半ページを追うごと、加速度的に増大する。
始めは冗長すぎて読むのが苦痛ですらあったり、
苦悩してばかりのお坊さんに腹が立って仕方なかったり、
一元的な悪をばっさばっさと倒していくエンターテインメント小説にしてほしかったり、
など不満もあったが、最終的な盛り上がりは非常に興奮した。
私の好みにぴったり合うわけではないけれど、
すごい作品であることは間違いない。

今度はキング「呪われた町」を読んでみよう。

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