一陽来復 *

2006年08月12日(土) I Am A Rock

高校時代好きだった、サイモン&ガーファンクルのCDを久しぶりに聴いた。
有名な「Bridge Over Troubled Water(邦題 明日に架ける橋)」や
「A Hazy Shade Of Winter(邦題 冬の散歩道)」よりも好きだったのは、
「I Am A Rock」。
後にサイモンが「失敗作だった」と言っているのは、
ひねりも何もない直截的な歌詞のせいだろうか。

I've built walls,(壁を築こう)
A fortress deep and mighty,
That none may penetrate.(誰も射通せぬ分厚い壁を)
I have no need of friendship;
 friendship causes pain.(友情なんているもんか 友情なんて苦痛なだけ)
It's laughter and it's loving I distain.(それはぼくの忌み嫌う 愛らしさと高笑い)
I Am A Rock,(ぼくは岩)
Iam an island.(ぼくは島)
(訳はSony Records「冬の散歩道〜S&Gスターボックス」歌詞カードより)

頑なだけれど傷つきやすかった当時の私を思い出した。
成長したのだろう。当時に比べれば今はずっと、安定している。
当時の自分に戻りたいとは思わないけれど、
成長と引き換えに、

何かをなくしてしまった、そんな気がしたのでした。

「I Am A Rock」の歌詞全体(うたまっぷ)

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